
「Parcグループ」の会長である芸能事務所「ONE HUNDRED」のチャ・ガウォン代表を巡る300億ウォン(約31億7,000万円)規模の詐欺疑惑に関連し、ファンプラットフォーム企業「Knowmerce」が告訴状で4組のアーティストの知的財産権(IP)活用契約により合計242億ウォン(約25億6,000万円)の被害を主張したことが分かった。
今月15日、海外メディアのフィナンシャルニュースの取材によると、Knowmerceは昨年11月にチャ代表を定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(詐欺)の容疑で告訴し、グループ「fromis_9」のファンプラットフォーム「Fromm」利用契約、歌手テミンのグッズ販売および公演契約、グループ「CBX」のグッズ販売契約など4件を告訴事実に含めた。
Knowmerce側は「チャ代表が2024年10月頃からfromis_9がONE HUNDREDに移籍すると説明し、同年11月8日にFrommの前払い契約名目で11億ウォン(約1億2,000万円)を支払わせた」と主張した。
テミンのグッズ契約に関しては、「チャ代表が既存の業者との契約が終了すれば、当社とのプロジェクトを進行することができると説明した」とし、Knowmerce側が2024年11月14日に前払い金として55億ウォン(約5億9,000万円)をONE HUNDREDに支払ったという内容が含まれていた。
CBXのグッズ契約については、2024年11月29日に77億ウォン(約8億2,000万円)、同年12月9日に44億ウォン(約4億7,000万円)など合計121億ウォン(約12億9,000万円)を前払い金名目で支払ったと主張した。テミンの公演契約に関しても、2024年11月1日に33億ウォン(約3億5,000万円)、同月29日に22億ウォン(約2億3,000万円)など合計55億ウォンが支払われたという内容が含まれていた。
Knowmerce側は「チャ代表が既存の業者との契約期間や前払い金の精算状況などを把握していながら、昨年上半期から関連事業を進行できるかのように説明した」と見ている。各契約締結当時から事業を履行する意思や能力がなかったという趣旨だ。
チャ代表は容疑を否認している。Knowmerceが各契約の既存権利関係と履行可能性を十分に認識した状態で前払い金を執行したため、欺瞞に基づく処分行為とは見なせないという立場だ。前払い金返還の意思を示したが、Knowmerce側が契約維持を望んだという説明も付け加えた。
今月14日、チャ代表側はKnowmerceの経営陣を特定経済犯罪加重処罰等に関する法律上の背任容疑でソウル水西警察署(ソウルスソ警察署)に告発した。チャ代表側は「Knowmerce経営陣がfromis_9の獲得がまだ確定していない状態で前払い金11億ウォンを支払い、会社に損害を与えた」と主張した。
一方、ソウル警察庁・金融犯罪捜査隊はチャ代表関連の告訴状3件を統合して捜査中である。警察は先月3日にONE HUNDREDの子会社である「Big Planet Madeエンターテインメント」を押収捜索し、今月月6日と7日にはチャ代表を容疑者として呼び出し取り調べを行った。