

グループ「BTS」が今月12日から13日までの2日間、韓国・釜山アシアード主競技場(プサンアシアード主競技場)でワールドツアー「ARIRANG」の釜山公演を開催し、ファンと交流した。オフラインでの公演はもちろん、グローバルファン向けプラットフォーム「Weverse」を通じたオンライン中継、80以上の国および地域で行われたライブビューイングも加わり、世界中のファンが共に楽しんだ。
特に今回の公演はBTSのデビュー記念日である6月13日に合わせて行われ、意義深いものとなった。メンバーはステージとファンプラットフォームを通じてお互いへの愛情を伝え、デビュー13周年を祝った。
公演の遅延…ライブビューイング中のストリーミング中断に残念
リーダーであるRMはこの日、ステージで「皆さんが楽しんでいることが僕たちにとって最大の贈り物だ」と語った。そして、公演後には「共に思い出を作り、年を重ねていけることがとても嬉しいし、まだ誰かに向かって叫べることが良い」と、感慨深い気持ちを伝えた。さらに「僕は繰り返し皆さんを通じて自分を見ている。みんなもそうだろうか。大切な記念日に参加してくれてもう一度感謝する」とファンに感謝の意を表した。
ただし、意義深い公演に残念な点もあった。初日の公演は現場運営の混乱と入場遅延などで予定時刻より75分遅れて始まり、所属事務所「HYBE」は公演終了後に公式謝罪文を発表した。2日目は初日に比べて改善されたが、それでも予定より約25分遅れた。そして、ライブビューイングの上映中に公演の終盤でストリーミングが中断される事故が発生した。
ライブビューイングが行われた映画館「CGV」で観覧したある観客は「6月13日のチケットが取れなかったので、映画館でも見られて良かった。見逃していたら後悔していただろう」としつつも、「音をもう少し大きくしてほしかった。最後の曲のストリーミングが切れた時、観客たちのため息が聞こえた」と語った。
ほかの観客は「BTSのデビュー13周年を共にすることができて良かったが、最後の曲を歌う場面で事故が起きた」とし、「補償を受ける方法はないのか」と不満を表した。また別の観客も「公演は本当に素晴らしかったが、最後の部分のストリーミング中断に関する対応が必要だ」と指摘した。
広安里海水浴場でドローン1,000台が夜空を彩る



BTSのコンサートに合わせて釜山一帯を祭りの場に変貌させた都市祭り「BTS THE CITY ARIRANG – BUSAN」は市民と観光客の足を引き寄せ、釜山全域を祭りの雰囲気で染め上げた。
今月13日、所属事務所「BIGHIT MUSIC」によると、今月12日の午後10時に広安里海水浴場(クァンアンリ海水浴場)で1,000台のドローンが夜空を彩った。アルバム『ARIRANG』収録曲の「SWIM」、「NORMAL」、「Hooligan」、「Body to Body」とBTSの代表曲「Magic Shop」、「Mikrokosmos」などに合わせてドローンが一斉に飛行した。
ドローンは空中に「HELLO ARMY」の文字をはじめ、泳ぐピクセルアート、航海する帆船、仮面など、アルバムの主要ビジュアルを精巧に再現した。特にメンバー7人の顔が空に再現されると、あちこちで感嘆の声が上がった。広安里ドローンショーはBTSのデビュー記念日である今月13日の午後10時にも続いて行われた。
華やかな見どころは釜山の主要ランドマークにも広がった。「映画の殿堂」の象徴である「ビッグルーフ」は数万個の照明を活用したメディアアート空間に変身し、ホテルである「グランド朝鮮 釜山」と光復路(クァンボク路)のメディアポールなど主要拠点ではBTSのミュージックビデオが上映された。広安大橋と釜山港大橋、水営江ヒューマンブリッジ(スヨン江ヒューマンブリッジ)など、釜山を代表する橋も『ARIRANG』のキーカラーである赤い光の照明で彩られ、祭りの熱気をさらに高めた。