
韓国で300万人の観客を動員し、歴代韓国ホラー映画の興行1位に輝いた映画『サルモクチ』のオンライン動画サービス(OTT)での配信が開始された。 人気コンテンツを確保するための、OTT間の競争も一段と激化している。
5月29日、業界によると『サルモクチ』は、先月27日から韓国のOTTプラットフォーム「Coupang Play」で配信されている。 この作品は韓国で累計観客数が323万人を超え、韓国のホラー映画『箪笥(たんす)』を抜いて、23年ぶりに歴代韓国ホラー映画の興行1位の記録を塗り替えた。
貯水池である「サルモクチ」のロードビュー画面に、撮影されたはずのない正体不明の形体が捉えられ、1日以内に再撮影を終えなければならなくなったPDの「スイン」と、彼女が率いる撮影チームがサルモクチに向かう中で起こる物語だ。 実際の怪談をベースに、貯水池という閉鎖的な空間、そして360度パノラマカメラやムービングディレクター、ゴーストボックスなどの特殊機材、さらには「水鬼(水死体の幽霊)」のイメージを組み合わせた、圧倒的な体験型ホラーとしての演出がヒットの要因とされている。 俳優イ・ジョンウォン、俳優キム・ジュンハン、女優キム・ヨンソン、俳優オ・ドンミン、俳優ユン・ジェチャン、女優チャン・ダアが出演した。
「非公式の観客動員数1,000万人映画」とも称されるヒット作『風 wish』の続編映画『チャング』も、Coupang Playで視聴することができる。 俳優チョンウが主演を務めた『チャング』は、俳優を夢見てソウルに上京した釜山(プサン)出身の男性の、過酷なサバイバル記を描いている。 ガールズグループ「f(x)」出身の女優クリスタルや俳優シン・スンホも出演している。
韓国内のOTT市場が飽和状態に突入する中、新規加入者を獲得するためのプラットフォーム間の競争が激化している。
韓国の文化体育観光部と韓国コンテンツ振興院が昨年発表した「2025コンテンツ利用行動調査」によると、韓国内におけるOTTの利用率は89.1%に達している。 韓国の国民の10人中9人がOTTを利用している計算になる。 平均の契約数も2.1個に上った。 有料購読型のOTT利用率は、54.2%と集計された。
プラットフォーム別の利用率は、複数回答基準でYouTubeが85.4%で最も多かった。 続いてNetflix(47.6%)、Coupang Play(18.9%)、TVING(13.1%)などの順に調査された。