
アメリカCBS Sportsの生放送中、女性司会者のドレスが破れる衝撃的な放送事故が発生した。司会者は即座にドレスを押さえ、危機的状況を冷静に乗り切った。
24日、ニューヨーク・ポストによると、アメリカCBS Sportsの生放送番組『UEFA Champions League Today』において、司会者ケイティ・スコットは放送中にドレスの横部分が破れる事故に見舞われた。
スコットはパネリストと挨拶を交わしている最中、遠くに座っているサッカー選手デンプシーと握手するために手を伸ばした。その瞬間、ドレスの横腹部分が破れてしまった。スコットは一瞬戸惑ったが、すぐに手で破れた部分を隠し、放送を続行した。大きな放送事故に発展しかねない瞬間であったが、彼女の冷静な対応がそれを阻止した。
スコットは冷静にドレスを押さえたまま会話を続け、パネリストたちは笑いをこぼした。スコットが「今、私のドレスが破れた」と述べると、パネリストたちは「本当に?」「ちょっとストレッチしてみて」といった冗談を飛ばした。
放送直後、その場面はSNSや海外スポーツコミュニティを通じて急速に拡散された。ファンからは「プロは違う」「瞬時に手がドレスへ向かう判断力が素晴らしい」「その上、表情も崩さなかった」といった反応が寄せられた。
ケイティ・スコットは20年以上の放送経験を有するベテランのスポーツアンカーで、ドイチェ・ヴェレやSky Sportsなどで活躍してきた。その後、2020年にアメリカに進出しCBS Sportsに加入、現在は『UEFA Champions League Today』を担当している。
この番組には、ティエリ・アンリ、ジェイミー・キャラガー、マイカ・リチャーズなどがパネリストとして出演し、独特の愉快な掛け合いで視聴者から高い評価を得ている。