現地時間20日に行われる米大統領就任式に初めて外国首脳が出席する。
19日、AP通信は、これまでの慣例とは異なり、今回のドナルド・トランプ大統領就任式にアルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領やイタリアのジョルジャ・メローニ首相など保守派の外国首脳が招待され出席すると報じた。
トランプ次期大統領は中国の習近平国家主席も招待したが、当日は韓正副首相が代理出席する予定だ。
韓副首相の出席は、トランプ新政権にマルコ・ルビオ国務長官など対中「タカ派」が多数入閣し、トランプ次期大統領が中国製品に関税を課すと予告している中で行われるため、注目を集めそうだ。
トランプ次期大統領は10日に習主席と電話会談を行い、2日後の就任から100日以内に中国を訪問したいと表明したと伝えられている。
台湾からは韓国瑜国会議長をはじめとする高官らが出席する予定で、エクアドルのダニエル・ノボア大統領、パラグアイのサンティアゴ・ペーニャ大統領も招待を受け出席する。
先月フランス・パリのノートルダム大聖堂の再開式典でトランプ氏と会談したフランスのエマニュエル・マクロン大統領は出席せず、フランスの右派政治家らが訪米する予定だ。