
今月16日に韓国で放送終了したMBCのドラマ『21世紀の大君夫人』が歴史歪曲の論争に巻き込まれた中、主演俳優であるピョン・ウソクとIUが相次いで謝罪した。
まずピョン・ウソクは今月18日、自身のSNSアカウントに「週末の間、自分の言葉が更なる被害を与えないか懸念した」と述べ、「作品により不快感や懸念を感じた人々に沈痛な面持ちで筆を執った」と切り出した。
続けて、「作品の撮影と演技の過程で、作品に込められた歴史的文脈と意味、そしてそれが視聴者にどう受け取られるかについての考慮が不足していた」と認めた。「視聴者の意見を通じて省察と反省をし、俳優として演技だけでなく、作品のメッセージと文脈までより責任感を持って考える姿勢が必要だと再認識した」と述べ、心から謝罪の意を表した。
IU、台本選びに反省「もっと慎重に読み、勉強すべきだった」
IUもこの日、自身のSNSアカウントを通じて「非常に申し訳なく、心が重い」と謝罪コメントを発表した。彼女は「ここ数日間、多くの視聴者が残してくれた意見を一つひとつ丁寧に読んだ」と述べ、「作品の主演女優として責任ある姿を見せられず、大きな失望を与えてしまったことに非常に申し訳なく、今も心が重い」と語った。
続けて、「視聴者が指摘したドラマ内のいくつかの歴史考証問題について、より深く考えずに演技に臨んだ点を弁解の余地なく反省し謝罪する」と述べた。「韓国固有の歴史に基づいた想像力と伝統的な美しさを表現することが重要な作品だっただけに、キャストとしてより慎重に台本を読み、勉強すべきだったにもかかわらず、そうできなかった自分が恥ずかしい」と述べ、事前に問題の本質に気づけなかった自身の不徳を深くお詫びした。そして「今後、より慎重で徹底した姿勢で作品に臨むIUになる」と決意を表明した。
制作スタッフ、第15話の即位式シーンの誤りを認める
問題となったシーンは今月15日に韓国でオンエアされた第11話に登場する。イアン大君(ピョン・ウソク扮)の王即位式シーンで、臣下たちは自主国の象徴である「万歳(マンセ)」ではなく「千歳(チョンセ)」と唱和した。そして、自主国の皇帝が使う「十二旒冕」ではなく、中国の諸侯が使用していた「九旒冕」をかぶったことで歴史歪曲の批判を受けた。
制作スタッフは「劇中の即位式で王が『九旒冕』を着用し、臣下たちが『千歳』と万歳三唱するシーンが韓国の自主的地位を損なうという視聴者の指摘を重く受け止めている」と述べた。「これは朝鮮の礼法が歴史の中でどのように変化したのかを細部に至るまでの時代考証を怠ったために発生した事案だ」と説明した。そして、「精巧に世界観を整え、より綿密に見守る努力が不足していた」と認め、「今後、再放送やオンデマンドビデオ、オンライン動画サービスの映像で指摘されたシーンの音声と字幕をできるだけ早く修正する」と述べた。