
中華料理界の伝説的なシェフで、Netflixのバラエティ番組『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2に出演して話題を呼んだシェフのフ・ドクジュクが、57年間シェフ一筋な人生の原動力として妻を挙げた。
今月19日、tvN バラエティ番組『ユ・クイズON THE BLOCK』の公式YouTubeチャンネルは今月21日に韓国でオンエア予定である放映分の予告編でフ・ドクジュクの料理人生と『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2の舞台裏を公開した。
その動画でフ・ドクジュクは「57年間自分を導いた原動力」についての質問に妻だと答えた。彼は「妻と出会った時、妻の家族が反対した」と語り、「両親の許可なしに二人だけで決めて結婚した」と当時の記憶を振り返った。
「料理人という職業を持っていると言えば見向きもしなかった」というフ・ドクジュクの言葉に、MCユ・ジェソクは「そういえば結婚式の写真を見ると奥様側の客がいなかった」と答えた。続いて公開された結婚式の写真には、式場に入るフ・ドクジュクの姿と、彼の左側の客席が空っぽの様子が映っていた。
フ・ドクジュクはこの日、サムスンの故イ・ビョンチョル創業会長との特別な縁も明かした。ユ・ジェソクが「イ創業会長の健康が良くなくて食べ物を探しに行ったそうだ」と言うと、フ・ドクジュクは「当時、薬膳料理というものがあった」と話し、イ創業会長のために外国まで出かけてレシピを学びに行ったことを明かした。
「客として食堂に直接行って(レシピを知るために)食べ物を食べて写真を撮ったら、食堂の主人が『君には売らない』と言って追い出された」と語り、「お店の外で夜10時まで待って、帰る料理長に『あなたの料理が好きで来た』と言ったら、興味を持って教えてくれたり、直接作ってくれたりした」と振り返った。
一方、『白と黒のスプーン ~料理階級戦争~』シーズン2への出演については「実はちょっと大変だった。むしろ脱落した方が良いと思った」と言い、「最初は決勝まで行きたい気持ちがあった。トップ3から落ちてしまったので少し残念だった」と付け加えた。

フ・ドクジュクは1977年から2019年までソウル新羅ホテルのレストラン「八仙(パルソン)」で勤務し、1992年の中韓国交正常化の際、VIPの晩餐を担当した。その後1994年ホテル新羅の料理総括理事、2005年には常務の職を得て、韓国の料理業界で初めて大企業の役員の地位に上り詰めた。現在は2024年から2025年まで2年連続、ミシュラン1つ星を獲得したアンバサダーソウル – プルマンホテルのレストラン「ホビン」の総括シェフだ。