
お笑い芸人パク・ナレが元マネージャーたちにより約1億ウォン(約1,052万8,310円)相当の不動産仮差押え申請を受けた。彼らはパク・ナレに対して職場いじめ、特殊傷害などの被害を受けたと主張し、損害賠償請求訴訟を予告した。
今月4日、海外メディア「Dispatch」によると、パク・ナレの元マネージャーたちは12月3日、ソウル西部地方裁判所にパク・ナレ所有の不動産に対する仮差押え申請を提出したという。彼らは在職期間中に受けた被害を主張し、約1億ウォン規模の損害賠償請求訴訟も予告した。
おつまみの手配、パーティーの後片付け、飲み会の出席を強要
元マネージャーたちはパク・ナレに対して職場いじめ、特殊傷害、代理処方、進行費未払いなどの容疑を主張している。彼らはパク・ナレの行為を証明する資料を裁判所に追加で提出したとされる。
元マネージャーたちの主張によると、パク・ナレはマネージャーたちをいじめていたという。おつまみの手配、パーティーの後片付け、飲み会の強要などで24時間待機させ、さらには家族関連の業務まで指示し、家事代行のように利用していたとのことだ。
被害を主張するマネージャーのうち一人は、お酒を飲まないという理由でパク・ナレから暴言を浴びせられ、怒って投げた酒杯にケガを負ったこともあると主張した。さらに、病院の予約や代理処方など医療関連の私的な用事も処理しなければならなかったと付け加えた。
個人的に使った費用もきちんと支払われていない
パク・ナレは進行費の精算も適時に行っていないことが明らかになった。元マネージャーたちは会社業務を遂行しながら個人的に使った費用もきちんと支払ってもらえず、食材費や酒類購入費などが未払いのケースも存在したと述べた。
マネージャーたちはパク・ナレの横暴にもはや耐えられず、退社を決意したとされる。彼らが会社側に未払いの費用精算を求めたところ、「名誉毀損と私文書偽造で告訴する」という返答しか返ってこなかったという。
マネージャーたちは「パク・ナレが自身の過ちを認めていない」とし、「損害賠償請求訴訟が進行される場合、財産を処分または隠匿する可能性が高い」と仮差押え申請の背景を説明した。
一方、これに関してパク・ナレ側の関係者は複数のメディアを通じて「コメントを整理してすぐに発表する」と述べた。