
歌手兼作曲家のチョン・ジェヒョンが、いわゆる「注射おばさん」と呼ばれる女性とは面識もないと否定した。
チョン・ジェヒョンの所属事務所「Antenna」は今月10日に公式コメントを発表し、「論争中のバラエティ番組に関して、これ以上の誤解を避けるため、この事案とは一切無関係であることを明確にする」と述べ、「注射おばさんとは親しい関係でないことはもちろん面識もない」と明らかにした。
疑惑はチョン・ジェヒョンが出演した韓国のテレビ局MBCのバラエティ番組『私は1人で暮らす〜シングルのハッピーライフ〜』でパク・ナレがキムチを漬けるエピソードから始まった。パク・ナレが注射おばさんから違法医療サービスを受けたという疑惑が浮上した状況で、MBCが「点滴予約」などの発言が含まれた映像を非公開にし、この過程でチョン・ジェヒョンにも影響された。
この映像で問題となった部分は、チョン・ジェヒョンが「明日点滴の予約する時、僕もやらなきゃ」と言うと、パク・ナレは「ジェヒョンさん、点滴一緒に予約しよう」と答えるシーンだ。MBCはこれを「点滴を予約するパク・ナレとチョン・ジェヒョン?!」というタイトルで「MBCエンターテインメント」をはじめとする多数のYouTubeチャンネルに公開したが、最近パク・ナレが注射おばさんの論争に巻き込まれたため、映像を非公開にした。
ソウル江南(カンナム)警察署には「国民申聞鼓」サイトを通じて麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)及び医療法、薬事法違反などの容疑でパク・ナレや注射おばさんなどに対する告発が受理されたという。そして、イム・ヒョンテク元大韓医師協会会長は注射おばさんを医療法違反容疑で韓国・検察庁に告発した。
先日、元マネージャーたちによる「パワハラ」暴露と告発で論争に巻き込まれたパク・ナレは、注射おばさんから点滴治療などの違法医療サービス及び代理処方を受けたという追加の疑惑が浮上し、芸能活動の中止を発表した。