2024年 11月 23日 (土曜日)
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「休む暇もなく紙くずを拾う屈辱」汚物風船に続き北朝鮮が韓国に対し追加の嫌がらせを準備?

北朝鮮を汚物風船を再開した対抗策として、韓国が9日より北朝鮮向けに拡声器放送を再開したのに対し、金正恩総書記の妹で金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は「韓国が国境付近でビラを散布し、拡声器でプロバガンダを流す挑発行為を引き続き行うのであれば、我々の新たな対抗措置を目の当たりにすることだろう」と警告した。 金副部長は、北朝鮮を批判するビラ散布と拡声器放送を韓国が続ける場合には、新たな対抗措置に出ると明らかにした。自分たちの要求を聞き入れない場合、「韓国は休む暇もなく紙くずを拾う屈辱を味わうことになるだろう」と語った。 金副部長はこの日の夕方、北朝鮮の国営通信社「朝鮮中央通信」を通じて発表した談話で「我々の対抗措置は9日中に終了する予定だったが、状況は変わった」と強調した。 前日とこの日の深夜に約1,400個の装置を使って紙くず7.5トンを散布したと主張した金副部長は「確認すればわかることだが、我々は政治的メッセージのない空の紙封筒を散布しただけで、扇動する目的はない」と主張した。 そして、韓国に向けて「拡声器放送での挑発を再開するという敵対的な行為を公式化し、対立構造を引き続き作りだしている」とし、「韓国の分別ない幼稚な行為を強く非難する」と述べた。 さらに「これ以上の対立を引き起こす危険な行為をすぐに停止し、反省するよう厳重に警告する」と付け加えた。 一方、金副部長はこの日の談話で「新たな対抗措置」に言及したが、具体的な内容は特に伝えられなかった。