2024年 11月 21日 (木曜日)
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Tag: 観光

低空経済の発展を加速させる中国、2030年には市場規模が42兆円に達する見通し

中国は、アーバンエアモビリティ(UAM)など関連産業での世界的な主導権を握るため、国を挙げて取り組んでいる。2023年12月、中央経済工作会議では、低空経済(Low-Altitude Economy)を戦略的新興産業の一つに位置づけ、国家レベルでの支援を強化する姿勢 ...

北朝鮮、COVID-19後の観光事業再開を告げる!

金正恩、「ホットスポット」紹介を指示ヤンドク温泉・リュンラ人民遊園地など「パッケージ観光」主力事業 COVID-19の影響で国境を閉鎖していた北朝鮮側が再び国境を開放し、観光事業の再開を告知した。 先月、北朝鮮にロシアの団体観光客が訪れるなど、観光事業の本格的な再開を示した。驚くべきことに、北朝鮮側は観光事業の再開のために「YouTube」を利用したという。 世界的な動画プラットフォームであるYouTubeに、北朝鮮に住んでいる女性の動画を公開した。YouTubeチャンネル「livia natasha yumi space DPRK daily」には、金正恩の指示により選ばれた観光名所を紹介する動画がアップされた。 動画に登場した女性は自分を「平壌に住むヨンミ」と名乗り、北朝鮮の観光名所について紹介し始めた。これらの観光名所は金正恩国務委員長が直接選んだ名所と推測される。では、金正恩国務委員長が選んだ観光名所はどこだろうか? 最初に紹介された場所は平安南道のヤンチョン温泉とされる。 この場所の正確な名称は平安南道ヤンドク温泉文化休養地で、5つ星ホテルの施設を備えており、最新技術の集合体が集まっていることが確認された。 ヤンドク温泉のハイライトとされる景観の良い露天風呂があり、露天風呂の近くには温泉水で煮た卵が並べられている様子を紹介した。 金正恩が自慢する二つ目のホットスポットは、平壌の「エバーランド」と呼ばれるリュンラ人民遊園地だ。リュンラ人民遊園地は、大人には童心を、子供には楽しみを提供するテーマパークで、スリル溢れる遊具や各種動物が配置されている。 北朝鮮のユーチューバーが公開した動画の中のリュンラ人民遊園地の様子は華麗に見えたが、実際にリュンラ人民遊園地を訪れた観光客によれば、動画の中の様子とは全く異なる風景だったという。 このような証言から見て、北朝鮮の観光宣伝のための動画に北朝鮮政府が介入したことが推測できる。 閉鎖的な北朝鮮の特性上、YouTubeチャンネルを運営する目的は観光客の誘致である。良い施設を持っているように装い、北朝鮮を訪れたいと思わせることが動画公開の主な目的である。 最後に、北朝鮮のユーチューバーが公開した動画の中には、北朝鮮の「刺身屋」の様子も含まれていた。刺身屋の水槽はノヤンジンを思わせるほどの「大規模な水族館」持っており、高価なヒラメの料理も売っていた。 公開された北朝鮮の刺身屋は「平壌大東江水産物レストラン」と確認された。 ヒラメの刺身を食べた北朝鮮のユーチューバーは「料理人の料理の腕前が本当に良い」と言い、「この美味しい料理を視聴者の皆さんと一緒に食べられないのが残念だ」という悔しさも伝えた。 この映像を見た一人の脱北者は「一般の住民は行けない。ヒラメを売っているところは供給が決まっていて、高級な関係者だけが入ることができる」と言い、北朝鮮の宣伝を非難した。 特に、このヒラメの価格は北朝鮮の住民1年分の食糧を交換しても食べられないほどの価格であることも明かした。 最後に、平壌冷麺の聖地であるオクリュグァンを紹介し、動画は終わった。動画の中の北朝鮮の姿は「先進国」に近い国として自分たちを宣伝していた。しかし、実際の訪問者のレビューによれば、北朝鮮側の宣伝は偽りであることが確認される。 一方、北朝鮮側は、このような映像を通じてパッケージ旅行を宣伝しているようだ。自由旅行の特性上、北朝鮮側には何も利益にならないという判断だ。 自由旅行の場合、北朝鮮政府に収入が入るのではなく、個々人に収入が回るため、北朝鮮政府から外貨稼ぎを制御することができなくなる。そのため、北朝鮮側は「パッケージ観光」を主力事業とし、観光事業から得た収入すべてを金正恩のポケットに入れようとしている。

中国観光名所に新たな試み、雲岡石窟のトイレタイマーが話題に

中国三大石窟の一つで有名な雲岡石窟(うんこうせっくつ)に設置された女子トイレに、使用時間を表示するタイマー(ストップウォッチ)が設置され、議論が巻き起こっている。 現地時間の12日、米「CNN」によると、最近、中国の多くのメディアやソーシャルメディアで共有された映像では、観光名所の雲岡石窟の女性用トイレに、各個室ごとタイマーが設置されている様子が報じられた。「監視されているのではないか」という懸念も出ているという。 報道によると、女子トイレの個室の上にはデジタルLEDタイマーが設置されている。個室が空いているときは「空いている」という意味の「無人」という文字が緑色で表示され、使用中のときは、ドアが閉まった時間からどれだけ経過したかを分・秒単位で表示される。 地元メディア「シャォシャンチェンバオ(瀟湘晨報)」に対しある観光客は、「トイレのドアをノックする必要がない、技術的に進歩したとも思うが少し驚いた」「監視されている感じだった」と話した。 「CNN」は、雲岡石窟は約1500年前、252個に渡る石窟に彫られた51,000点以上の石像を誇る名所であることは否定できないが、最近ではそれよりもタイマーが設置されたトイレが注目を集めていると伝えた。 石窟の関係者は、「訪問客の急増に対応するために、先月1日からタイマーが設置された」とし、「途中で人を追い出すことは不可能であり、使用時間を5分や10分に制限することもない」と説明した。 また、「一部の訪問者がトイレを長時間使用し、緊急事態が発生した場合を考慮し、全ての訪問者の安全を保証するための措置である」と付け加えた。 しかし、中国版X(旧Twitter)である「微博(ウェイボー)」などのSNSでは、関係者の説明にもかかわらず議論が巻き起こっている。 一部のネットユーザーは、「訪問者がトイレでスマートフォンを見るのを防げるだろう」と肯定的な評価をした。 一方、「観光地はオフィスではなく、スマートフォンばかり見る人はいない」「トイレをもっと建てるのに費用を使うべきではないか」と否定的な意見も少なくなかった。 なお、2020年には中国の動画アプリ会社「快手(クアイショウ)」でも、社員用トイレにタイマーが設置され議論となった。トイレの個室ごとにタイマーが表示される電光板が掛けられ、電光板には人がトイレに入ってからどれだけ時間が経過したかを示す数字が記録されている。