2024年 11月 23日 (土曜日)
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室内喫煙を指摘されたことを引き金に凶器を振り回してたがいに怪我を負わせた外国人労働者たち

写真=Gettyimagesbank [ファイナンシャルニュース]韓国で外国人労働者二人が互いに凶器を振り回して怪我を負わせた容疑で、実刑判決を受けた。 21日、全州(チョンジュ)地裁第11刑事部(キム・サンゴン部長判事)は、殺人未遂の容疑で起訴されたタイ国籍のA(33歳)とB(48歳)に対し、それぞれ懲役2年6ヶ月の判決を下した。 二人は今年1月20日に全羅北道金堤市(チョルラプク道キムジェ市)の外国人日雇い労働者の寮で互いに凶器を振り回し、相手を殺害しようとした罪で起訴された。 Bが自身の室内喫煙を指摘することに対し、Aは普段から不満を持っていたと伝えられている。 犯行当日、AはBがいる部屋のドアを叩いて、「出てこい、ただですむと思うな」と叫びだした。 ドアを開けたBは、Aの手にあった凶器を見て驚き、一度ドアを閉めた後、バイクのヘルメットと厚い上着を身に着け、自身も凶器を持ってリビングに出てきた。 2人は互いに凶器を振り回し、Aは顔と手に、Bは胸に怪我を負い、病院で手術を受けた。 裁判部は、「被告人たちは相手の首と胸を狙って攻撃したが、もし、傷がもっと深かったら、過剰出血などで両者とも死亡にいたる可能性があった」と指摘した。 さらに、「殺人は人間の生命を脅かす重大な犯罪で、結果が未遂に終わったとしてもその責任は決して軽くない。しかし、被告人たちは韓国国内での前科がなく、互いに処罰を望んでいない点などを考慮して判決を下した」と述べた。

無免許・飲酒運転を繰り返してきた70代に、実刑判決

写真=記事の内容に関連したイメージ/ゲッティイメージバンク飲酒運転および無免許運転の疑いで調査を受けるため検察庁に行く道中も無免許でバイクを運転していた70代に実刑判決が言い渡された。19日、韓国の ...

恐怖の家族犯罪…孫たちの前で、嫁に性的暴行を試みた80代義父に実刑判決

孫たちの見ている前で、ベトナム出身の嫁に対して、性的暴行を加えようとした疑いで、裁判にかけられた80代の男が実刑を宣告され、拘束された。 9日、韓国の法曹界によると、済州(チェジュ)地方裁判所第2刑事部は最近、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(親族関係による強姦)の疑いで起訴された80代男性Aに対して、懲役2年を宣告し拘束した。裁判所は、Aに対し性的暴力治療プログラム40時間の履行、5年間の児童・青少年関連機関及び障害者福祉施設への就職禁止も命じた。 公訴状によれば、Aは昨年夏、ベトナム出身の嫁・Bさんに対し「土地を売って、ベトナムに家を買ってあげる」と語り、性的暴行を試みたが、未遂に終わったとの疑いで裁判にかけられた。当時、現場には4歳と5歳の二人の孫がいたことが確認された。 このような事実を知ったBさんの夫は「告発すれば、もう一緒に住めない」と言いBさんの告発を止めた。 その後、Bさんは昨年の旧正月前「料理ができない」という理由で、夫と口論になり、自宅を出た際に知人へ過去の被害事実を告げたがきっかけで、Aを警察に告発した。 裁判部は「被害者の証言が一貫しており、具体的かつ矛盾したり、不自然な部分がないため、信憑性を疑う理由がない」とし、「犯行後2年が経過し、告発に至った経緯も自然だ」と判断した。 また、「犯行が行われた空間に当時4歳、5歳の孫がいた点など、犯罪性が悪く、被害者は不快感と、裏切りを感じている中、Aは(被害者が)Bさんが、自分から服を脱いだなどの納得できない言い訳で、犯行を否認している」と説明した。 しかし「犯行が未遂に終わった点、被害者も罰よりも謝罪を求めている点などを考慮した」として判決の理由を説明した。 Aは、法廷で拘束される前に「(Bさんに対し)強制的に体の関係を試みたことはない」「嫁が嘘をついている」などと繰り返し、自らにかけられた疑いを否認したことが伝えられた。