
ロシアで夫がいる20代の女性である小学校の教師が11歳の少年に性的暴行を加えた容疑で懲役9年の判決を受け、社会に衝撃を与えている。
今月15日(現地時間)、海外メディア「デイリー・ミラー」、「ニューヨーク・ポスト」などの報道によると、ロシア・レニングラード地方裁判所が14歳未満の児童を対象とした性的暴行容疑で小学校の教師であるアンナ・フラクシュク被告(27歳)に懲役9年を言い渡し、釈放後も1年間教職に就けないことを命じたと報じた。
サンクトペテルブルク北部郊外にあるトクソボの学校で勤務していたフラクシュク被告は「理想の教師」と呼ばれるほど人気があったが、2023年11月から約4か月間、被害児童に性的暴行を加えていたとされる。
この事実は、被害児童の母親が息子のメッセージアプリからフラクシュク被告とのやりとりや写真を発見したことで明らかになった。レニングラード地方裁判所によると、フラクシュク被告は授業後に教室のドアを施錠し、被害児童の体の主要部位を触ったりキスをしたりしていたという。そして、自身の裸体写真を送り、見返りに被害児童の写真を要求していたことも判明した。
被害児童の母親は「教師が意図的に子どもを誘惑し、身体的接触をした」と非難し、学校側に通報した。しかし、フラクシュク被告はこれに対し、被害児童が自ら行動したのだと主張し、「関心を示すふりをして褒めた」などと証言したことで、さらなる怒りを買った。
一方、事件が発覚した後、フラクシュク被告の夫は妻について一切コメントしておらず、現在二人が同居しているかどうかも不明である。