
あるアメリカ人女性が1200億ウォン(約122億2394万2629円)を超える宝くじに当選したが、購入方法が違法であるとして当せん金を受け取れない事態に陥った。
海外メディア「NBCニュース」は3月27日(現地時間)、テキサス州で8350万ドル(約125億1207万1143円)相当の宝くじに当たった女性が当せん金を受け取れていないと報じた。
テキサス州宝くじ委員会によると、この女性は2月17日の抽選で宝くじに当選し、すでに当選の申告を済ませている。通常、宝くじの当せん金は申告から3日以内に支払われる。
しかし、女性が当せん金を受け取れない理由は、2月にテキサス州上院がオンラインでの宝くじ注文を受け付ける配送サービスを禁止する法案を可決したためだ。
この女性は、宝くじ配送サービスアプリ「ジャックポケット」を通じて宝くじを購入した。 このサービスは、顧客がアプリで宝くじの番号を選択し決済すると、会社のスタッフが実際に店舗に赴いて宝くじを購入し、その画像を顧客に送信する仕組みだ。実物の宝くじは抽選まで会社が保管する。このアプリは利便性が高く、アメリカ内の複数の州で人気を集めている。
当選した女性は「アプリで20ドル(約2997円)を使って宝くじを購入した」と述べ、「直接店舗に行くよりもアプリの方が便利で安全だと考え、この方法を選んだ」と語った。
そして、「以前もこのアプリで宝くじを購入し、当選した際には問題なく当せん金が支払われたたのに、今回当せん金の受け取りに支障が出たことに驚いている」と話した。
テキサス州宝くじ委員会は女性の宝くじ購入方法について調査を進めており、状況次第で支払いスケジュールが変更される可能性があると明らかにした。