2025年 12月 12日 (金曜日)
9.5 C
Tokyo

ロシア裁判所、ロシア北極の刑務所で死亡した反体制派ナワリヌイ氏の妻に「過激派」として逮捕令状発行…

ロシアの裁判所は9日(現地時間)、今年2月に刑務所で死亡した反体制指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の妻ユリア・ナワルナヤ氏に対し、過激派主義者として逮捕令状を発行した。/聯合ニュース

ロシアの裁判所は9日(現地時間)、反体制派指導者の故アレクセイ・ナワリヌイの妻ユリア・ナワルナヤ氏(47歳)に対する逮捕令状を発行した。ナワルナヤ氏が「過激派主義」に関与した疑いがあるという。

現在、ナワルナヤ氏はロシア国外で二人の子供とともに生活している。モスクワのバスマニー裁判所は、この日ナワルナヤ氏が逃亡したとして、国際手配を決定した。

また、ロシアを離れて暮らすナワルナヤ氏が、ロシアに足を踏み入れた場合、逮捕されることになる。仮に、ナワルナヤ氏が帰国すれば、すぐさま2ヶ月の収監刑を受け、捜査進行中に裁判所で裁かれることになると明かした。

ナワルナヤ氏は、アレクセイ・ナワリヌイ氏が2月に刑務所で死亡すると、夫・ナワリヌイ氏の終えることができなかった職務を果たすと誓った。

現在、彼女は海外に本部を置く反腐敗財団(ACF)の会長であり、ACFは生前ナワリヌイ氏が設立したロシアの腐敗調査機関だ。

これに先立ち、ロシアはACFを2021年に非合法化し、イスラムテロ組織・イスラム国(IS)のような過激派主義グループに分類した。その後、多くの人々が団体勤務や、団体を支持するという理由で刑務所に送られた。

ファイナンシャルタイムズ(FT)など外国メディアによると、ナワルナヤ氏は逮捕令状の発行後、「プーチン大領領は殺人者であり、戦争犯罪者だ」とプーチン露大統領を非難した。

ナワルナヤ氏は、「プーチンのいるべき場所は刑務所である、それも(戦犯裁判所がある)ハーグのテレビが備わった快適な監獄ではなく、ロシアの刑務所だ」と述べた。

続けて、プーチンも「彼がアレクセイを殺したのと同じ刑務所コロニー、同様2×3mの独房に監禁されるべきだ」と強調した。

ナワリヌイ氏は数年間、プーチンの最大の敵だった。彼が政治勢力を形成してプーチンに挑戦したわけではなかったが、プーチンの腐敗を暴き、政治的ダメージを与えた。しかし、ナワリヌイ氏は今年2月、ロシア北極の刑務所コロニーで死亡した。

ナワリヌイ氏は、刑務所で残酷な扱いを受け、度々独房に監禁された。ナワルナヤ氏は生前・夫ナワリヌイが、大きな注目を浴びることはなかったが、彼が死亡するとすぐに反プーチンの旗を掲げた。

その後、彼女は世界各地で各国の首脳と出会い、ロシア制裁強化を求め、欧州議会での演説など政治活動も続けている。ナワルナヤ氏はさらに、国際組織である人権財団(HRF)の首脳にも任命された。

ナワルナヤ氏は1998年、トルコ休暇中に未来の夫と初めて出会い、しばらくの間は銀行などで勤務していたが、その後退職し家庭に専念した。

アクセスランキング

暴言・傷害疑惑で騒動の人気芸人、SNSで謝罪と反省コメント「誤解と不信は解消された」

韓国の警察がパク・ナレに対する捜査を開始。元マネージャーたちからの告訴が受理され、職場いじめや名誉毀損が問題に。

過去の犯罪疑惑で引退を表明した俳優、映画界の先輩や監督らが擁護コメント「一度の烙印は永遠なのか」

チョ・ジヌンの引退を巡る議論に対し、イ・ジュンドン代表が彼を擁護し、社会の犠牲祭について批判した。

BTS、韓国歌手初の大統領表彰!慈善活動「LOVE MYSELF」キャンペーンで世界にポジティブな影響

グループ「BTS」が「第5回 大韓民国善良寄付大賞」で大統領表彰を受賞し、社会へのポジティブな影響を強調した。

人気アイドルtripleS、新作『The univerS』でファン参加型物語スタート!選んで創る特別な宇宙の旅

グループ「tripleS」が新たな小説『The univerS』を公開し、ファンが物語を選択できる新体験を提供しています。

「女性のふりをした男性が…」タレント&弁護士ソ・ドンジュ、恐怖体験と隣人の協力で守られる生活を初告白

タレントのソ・ドンジュがストーキング被害を受けたことを明かし、プライバシーの保護を呼びかけた。

トピック

暴言・傷害疑惑で騒動の人気芸人、SNSで謝罪と反省コメント「誤解と不信は解消された」

韓国の警察がパク・ナレに対する捜査を開始。元マネージャーたちからの告訴が受理され、職場いじめや名誉毀損が問題に。

過去の犯罪疑惑で引退を表明した俳優、映画界の先輩や監督らが擁護コメント「一度の烙印は永遠なのか」

チョ・ジヌンの引退を巡る議論に対し、イ・ジュンドン代表が彼を擁護し、社会の犠牲祭について批判した。

BTS、韓国歌手初の大統領表彰!慈善活動「LOVE MYSELF」キャンペーンで世界にポジティブな影響

グループ「BTS」が「第5回 大韓民国善良寄付大賞」で大統領表彰を受賞し、社会へのポジティブな影響を強調した。

人気アイドルtripleS、新作『The univerS』でファン参加型物語スタート!選んで創る特別な宇宙の旅

グループ「tripleS」が新たな小説『The univerS』を公開し、ファンが物語を選択できる新体験を提供しています。

「女性のふりをした男性が…」タレント&弁護士ソ・ドンジュ、恐怖体験と隣人の協力で守られる生活を初告白

タレントのソ・ドンジュがストーキング被害を受けたことを明かし、プライバシーの保護を呼びかけた。

第83回ゴールデングローブ賞、イ・ビョンホン主演『仕方がない』 合計3部門でノミネート

パク・チャヌク監督の映画『仕方ない』がゴールデングローブ賞にノミネートされ、イ・ビョンホンも主演男優賞に選ばれた。

「軽率な擁護で信頼を失うな」俳優の少年犯前科騒動、政治界にも波紋?与党内の発言に慎重な姿勢を呼びかけ

韓国の与党「共に民主党」のイ・オンジュ議員が、チョ・ジヌンの少年犯前歴論争について慎重な発言を呼びかけた。

引退発表後も相次ぐ“暴行疑惑”…監督・俳優ら複数人が証言→事務所「もう引退した人物、コメントはしない」

俳優チョ・ジヌンが過去の暴行疑惑で引退した中、監督や同僚からの証言が相次いでいる。

関連記事