
いわゆる「注射おばさん」と呼ばれる医師免許を持たない人物から違法な医療行為を受けた疑惑を巡り、タレントのチョン・ヒョンム、SHINeeのKEY(本名キム・ギボム)、ONEW(本名イ・ジンギ)、ユーチューバーの「イップチャルブンヘッニム」(本名キム・ミギョン)が警察から事情聴取を受けていたことが分かった。
12日、警察などによると、ソウル江南(カンナム)警察署は2026年5~7月、医療法違反などに関連して関係者から順次事情を聴いた。5月にはタレントのパク・ナレ、6月にはチョン・ヒョンムとONEW、7月にはKEYと「イップチャルブンヘッニム」から事情を聴いた。
警察は、韓国内の医師免許を持たないイ氏が、オフィステルや車内など医療機関ではない場所で点滴を行ったり、医薬品を処方したりするなど、違法な医療行為を行ったとみて捜査している。
警察は事情聴取で、関係者らがイ氏に医師免許がないことを知りながら医療行為を受けていたかどうかを確認したとされる。KEYや「イップチャルブンヘッニム」に関する事件などは現在、パク・ナレに関する事件と併合され、江南警察署で捜査が進められている。
ONEW側は12日、5月に一度、関連する事情聴取を受け、事実関係をありのまま説明したとしたうえで、当時はイ氏を医師または病院に所属する医療関係者と認識しており、医師免許の有無や手続きの適法性を疑うような状況はなかったと明らかにした。
チョン・ヒョンム側も、過去に車内で点滴を受ける様子を巡って違法な医療行為ではないかとの疑惑が浮上した際、当時受けた点滴は適法な医療行為だったと説明し、関連する診療記録を公開したことがある。
警察はこれに先立ち、イ氏の住居や車両などを捜索し、押収した資料をもとに、関係者らが違法な医療行為であると認識していたかどうかや、具体的な経緯を調べている。