
女優チョン・スギョンの父親がこの世を去った二人の息子に関する話を明かした。
今月4日に韓国でオンエアされたTV CHOSUNのバラエティ番組『お父さんと私と』シーズン3では、チョン・スギョンが97歳の父親と過ごす日常が公開された。
この日、チョン・スギョンは過去の大学時代に父親が書いてくれた手紙を公開した。彼女は手紙に「我が家で大学を卒業したのはスギョンだけだ」と書かれている内容を見て、「母も父も大学を出ておらず、兄も反抗して大学に行かなかった」と説明した。
そして、約58年前にチョン・スギョンと兄が一緒に撮影した写真も公開された。彼女は「子供の頃は兄と私だけだと思っていた」と語り、注目を集めた。続けて「小学校の頃、アルバムを見ていたら、以前亡くなった兄たちの写真を初めて見た」と言い、先立って世を去った兄が二人いたことを明かした。
そして、チョン・スギョンは「父はいつも明るい人だけど、子供を見送る時は心が崩れるように痛かったはずだ」と言い、「その時、父はどんな気持ちだったのか、いつも気になっていた。深い話をする勇気もなくて話さなかった」と目を潤ませた。
チョン・スギョンの父親は97歳になった今でも約70年前のことを鮮明に覚えていた。「長男が11歳の頃に世を去った」と言い、「昼食を食べていると友達が呼びに来て出かけたら、朝鮮戦争の時に爆弾でできた穴に落ちた」と語った。
続けて「(息子の)遺体を持ってきたが、『人生がこんなものか』と地面を叩いても仕方がない。ただ号泣して一人で暴れ回り、誰かの支えを受けてやっと落ち着いた記憶がある。(痛みを)言葉で表現するのは難しい」と言い、「すぐ前まで食卓でご飯を食べていたのに(出かけてから)数時間も経っていないのに、こんな変事が起こるなんて」と辛い心情を吐露した。
次男は脳炎で亡くなった。彼は「その時脳炎が流行していた。蚊による感染が命を奪うとは誰が知っていただろうか」と語った。
続けて「あちこちの病院を回ったが、蘇生できないと言われた。号泣するしかなかった」と言い、「妻が(治療のために)必死に奔走したが、結局生死を分ける境目を越えられなかった。『こんなことがあるのか』と世の中を恨んだこともあった。そうやって試練を乗り越えながら歳月を過ごした」と残念な思いを表した。
