

ジーンズ広告のキャッチコピーで人種主義の論争を引き起こしたハリウッドスターのシドニー・スウィーニー(29)が最近、自身の下着ブランドをPRするためにロサンゼルスの名物である「ハリウッドサイン」に無断侵入した事実が明らかになり、物議を醸している。
今月28日、海外メディアの「ピープル誌」や「TMZ」などによると、スウィーニーは数日前、ロサンゼルス市内のリー山にあるハリウッドサインの構造物に登り、ブラジャーを数個つなげた紐をクリスマスツリーのように飾り付けた。
スウィーニーはこの過程を撮影した動画を自身のSNSアカウントにて公開した。この動画には、スウィーニーと制作チームが黒いダッフルバッグに下着をたくさん詰めて車で移動する様子、くねくねした丘道を登ってハリウッドサインの下に向かう様子、スウィーニーが直接ハリウッドサインに登ってブラジャーを取り付けた後喜ぶ様子などが収められている。
動画の最後にはスウィーニーの下着ブランドのロゴが現れる。TMZは関係者の話を引用し、スウィーニーが直接発売を準備中のランジェリーブランドの宣伝用映像を撮影するためにこのような行動をとったと伝えた。
しかし、スウィーニーはハリウッドサイン構造物に直接登る行為について事前の許可を得ていなかったことが判明した。メディアは、スウィーニーがこの構造物の所有者であるハリウッド商工会議所から無断侵入と器物損壊未遂の容疑で告発される可能性があると報じた。
ハリウッド商工会議所側は「スウィーニーと制作スタッフがどのような権限で構造物にアクセスしたのか調査中だ」と述べた。この件に関してスウィーニー側はメディアのコメント要請に応じなかった。
以前、スウィーニーは昨年7月にアメリカのファッションブランドである「アメリカン・イーグル」の広告に出演し、「シドニー・スウィーニーは素晴らしい『ジーンズ』を持っている」という広告のキャッチコピーが人種差別主義を助長するとの批判を受けた。アメリカン・イーグル側がジーンズを意味する「ジーンズ(Jeans)」と遺伝子を意味する「ジーンズ(Genes)」の発音が似ている点を利用して、わざと論争を引き起こすいわゆる「炎上商法」を行ったと解釈されることもあった。
当時、アメリカのドナルド・トランプ大統領までもが「共和党員であるシドニー・スウィーニーは今最も『ホット』な広告を出した」とし、「ジーンズが飛ぶように売れている。頑張れシドニー!」と投稿し、論争に油を注いだ。
スウィーニーは当時沈黙を貫いていたが、昨年12月に行われたメディアインタビューで遅ればせながら憎悪に反対するという立場を明らかにした。彼女は「私はジーンズとそのブランドが好きだからその広告を撮影しただけで、ある人々がその広告と私を関連付けようとした見解には賛同しない」と述べた。