
不法賭博の容疑で警察の捜査を受けていたお笑い芸人イ・ジノ(39歳)が、警察の補完捜査を経て再び検察に送致された。
ソウル市・江南(カンナム)警察署は、賭博の容疑でイ・ジノを今年9月、ソウル中央地方検察庁に勾留なしで送致したと今月25日に明かした。
イ・ジノは、ネット上の不法賭博サイトなどを利用し、数回にわたり賭博に参加した容疑を受けている。
江南警察署は昨年10月に「イ・ジノの常習賭博、詐欺の容疑を徹底的に捜査してほしい」という内容の「国民申聞鼓」の請願を受けて調査に着手した。
同月22日にイ・ジノを呼び調査を行い、6ヶ月後の今年4月15日には彼を常習賭博の容疑で勾留なしで送致した。
しかし同月21日、検察が警察に補完捜査を要求し、警察は再び捜査を続けてきた。検察は事件関係者とイ・ジノが利用した賭博サイトなどを追加で調査するよう求めたとされる。
イ・ジノは9月24日未明、飲酒状態で仁川(インチョン)広域市から自宅のある京畿道・楊平郡(キョンギ道・ヤンピョン郡)まで約100㎞の飲酒運転をした容疑を受けている。当時、彼の血中アルコール濃度は免許取消レベル(0.08%以上)だったと調査された。
一方、イ・ジノは2005年に韓国のテレビ局SBSのお笑い番組『韓流ネタバラエティ ウッチャッサ!』を通じてデビューし、tvNのお笑い番組『コメディビッグリーグ』、JTBCのバラエティ番組『知ってるお兄さん』などを通じて名を知られるようになった。