
タレントのチョン・ヒョンムが、大学時代に違法ダウンロードをしていた場面がニュースで報道された過去を明かした。
4日に放送されたSBS『私たちのバラード』では、出演者たちが「サイワールド」をテーマに競演を繰り広げた。
「サイワールド」というキーワードを見たチョン・ヒョンムは「サイワールドのBGMはまるで戦争だった。ドトリ(サイワールド内の有料ポイント)をたくさん買わなければならなかった」と振り返り「僕は『ドトリ(どんぐり)』を音楽を買うのに全部使って、アバターはハゲ頭で服も着ていなかった。音楽に命をかけていた」と笑いを誘った。
続けて「今のSNSでフォロワー数が重要なように、当時は訪問者数が重要だった。曲を早く更新しないと今日のメンバー(その日の注目ユーザー)になれなかった。当時は完全にサイワールド中毒だった」と明かした。
さらにチョン・ヒョンムは「その頃はギルボードチャートもあった。当時、人通りが多かった新道林(シンドリム)駅や永登浦(ヨンドゥンポ)駅で人気の曲を集めてカセットテープで販売していた。今で言えば違法ダウンロードのようなもの」と当時を振り返った。
続けて「当時は著作権の概念がほとんどなかった時代。ネット上に僕の画像がよく出回っているが、あれは大学時代に違法ダウンロードしている場面だ。当時はそれが問題にならず、ニュースのインタビューとして放送された」と語った。
2001年に放送されたKBSニュースには、当時25歳の大学生だったチョン・ヒョンムが登場し「CDやテープを買う必要を感じない。今は自分でCDを焼いてオリジナルアルバムを作り、誕生日プレゼントによく渡している」と語る映像が残っている。
ニュース映像には、チョン・ヒョンムがオンラインで音楽をダウンロードし、CDにまとめて制作する様子も映し出されていた。
この映像を見たチョン・ジェヒョンは「まさに違法の温床だった」とからかい、チョン・ヒョンムは「私がその時代の違法の温床を率いていた」と冗談で返した。