
「NewJeansの母」と呼ばれていた元ADOR代表のミン・ヒジンが新たな芸能事務所を設立したとのニュースが伝えられる中、30日、ガールズグループNewJeansとADORの間で行われていた専属契約有効確認訴訟の1審判決が下された。
NewJeans側は同日「即時に控訴する予定」として、判決に不服を表明した。
音楽業界関係者によると、NewJeans側の代理人である法務法人セジョンは1審判決後の立場文を通じて「メンバーたちは裁判所の判断を尊重するが、すでにADORとの信頼関係が完全に破綻している現状で、ADORに復帰し正常な芸能活動を続けることは不可能だ」とコメントした。
同日午前、ソウル中央地方裁判所民事合議第41部(チョン・フェイル裁判長)は、ADORがNewJeansの5人のメンバーを相手取って起こした専属契約有効確認訴訟で、原告であるADORの主張を認め、勝訴判決を下した。
裁判所は、ミン・ヒジン前ADOR代表の解任が専属契約違反の理由にあたるというNewJeans側の主張、また双方の信頼関係破綻が契約解除の事由になるという主張をいずれも受け入れなかった。
この日の裁判は異例にも40分以上にわたり判決要旨が項目ごとに朗読され、敗訴したNewJeans側が訴訟費用を負担することになったと伝えられている。
一方、ミン・ヒジン前ADOR代表は新たな芸能事務所「ooak」を設立し、独自の活動を本格化させている。今月16日、ソウル市江南区新沙洞(カンナム区シンサ洞)に本社を置く芸能事務所ooakを立ち上げた。