
フランチャイズのコーヒーチェーン店で飲み物を飲んでいた顧客が、カップ内にゴキブリを発見しカフェ本社に抗議したものの、謝罪なしで返金のみの対応を受けたことに憤りを表明した。
最近、Instagramのアカウントを通じて被害を訴えたA氏は「先月15日、あるフランチャイズカフェで3,900ウォン(約401円)のドリンクを購入し飲んでいたが、ほぼ飲み終わる頃にカップ内でゴキブリを発見した」と明かした。
A氏は「店舗のスタッフに静かにこの事実を伝えた後、(本社の)カスタマーサービスに問い合わせた」と説明した。
その後、A氏は本社CSチームから購入履歴の証明と返金用の口座を求める連絡を受けただけで、謝罪はなかったという。
「返金が解決策ではなく、店主やCS担当者からの一本の電話くらいはあるべきではないかと再度メールを送ったが、何の返答もなく口座に3,900ウォンだけが振り込まれた」とA氏は述べた。
「『店舗オーナーに伝えた』とか『対応が不十分で申し訳ない』といった内容の返信を期待していたが既読無視され、しばらくして通帳に3,900ウォンが入金された」とし、「返金はされたが、施しを受けるわけではない。気持ちが悪い。一通のメールを送るのがそんなに難しいのか」と怒りを露わにした。
さらに「それでも店主が私の不満に共感し、衛生面により注意を払うと電話で謝罪してくれたので、納得できた」と付け加えた。
その後、A氏の投稿がSNSやオンラインコミュニティで拡散すると、本社CSチームは再びA氏に連絡を取った。
A氏は本社のCSチームから送られたメッセージを公開し、「閲覧数が急上昇したので謝罪するから、投稿を削除してほしいと電話してきた」とし、「実際にゴキブリ入りのコーヒーを飲んだ時には連絡もなかったのに、今になって借金取りのように催促され、腹が立って投稿を削除しなかった」と明かした。
さらに「担当者が執拗に投稿の削除を要求している。送られてきた商品券も受け取っていない」と述べた。
一方、フランチャイズ側は「被害を受けた顧客に十分に謝罪した」とし、「補償として商品券を送付し、コミュニケーションを図った。しかし、『あなたたちも少し苦しんでみろ』というような形で投稿されたようだ」と反論した。
続けて「問題の店舗は定期的に専門の衛生管理サービスを受けており、事件後の追加点検でもこれまでそのような虫類が発見されたことはないことが確認された」と説明した。