2025年 12月 10日 (水曜日)
8.2 C
Tokyo

人間が運転するより自動運転車が安全?35年間で60万人の命を救う自動運転車の未来予測

交差点での右折などの複雑な状況において自動運転車の判断能力は、人間より劣っているということが明らかになった。

しかし、ルールとシナリオに従って運転する自動運転車の特性から、致命的な事故の発生確率においては自動運転車が人間が運転する車より確率が低いことがわかった。

米セントラルフロリダ大学は現地時間の18日、合計2100件の自動運転車と35,113件の人間が運転する車両の事故データを分析し、自動運転車と人間が運転する車の事故発生原因について比較分析を行った。

現在、米サンフランシスコなど、米国内の4都市で自動運転車が商用化されている。

自動運転車の場合、通常は事前に入力されたルールとシナリオに従ってプログラミングされているため、すべての運転状況を把握することができないということが明らかになった。

特に、複数の車両が対面する状況などは、自動運転車が今後解決しなければならない大きな課題であると研究チームは説明した。

また、研究チームは、交差点での右折などの複雑な運転シナリオでは、自動運転車がすべての障害物や危険を検知できない可能性があると説明した。

さらに、早朝や夕方の時間帯に自動運転車の事故確率が高いのは、複雑な運転状況での自動運転車の状況認識能力が不足しており、自動運転車の運転経験が限定的であるためだと研究チームは分析した。

但し、自動運転車の利点もあった。自動運転車が運転する車が事故を起こした時、重傷の発生頻度が低いということが代表的だ。また、自動運転車は潜在的な追突や側面衝突事故の発生確率が低かった。

それは、自動運転車が周囲の環境を迅速に分析するためであり、収集されたデータに基づいて意思決定を行うことができる先進的なセンサーやソフトウェアが装備されていることも重傷や追突、側面衝突を減らすことができる。

この結果について、研究チームは「自動運転車の事故の中でわずか1.8%だけが不注意または誤った運転行動に起因するものだ」とし、「人間が運転する車の場合、この割合は19.8%とはるかに高い」と説明した。

また、研究チームは、一般のドライバーよりも平均10%高い安全レベルを持つ自動運転車が導入されれば、今後35年間米国で約60万人の交通事故死亡者を事前に防ぐことができるとの予測を立てた。

一方、現在米国では、グーグルの自動運転車子会社ウェイモがサンフランシスコ市全域で24時間自動運転するロボタクシーを運営中だ。ウェイモはアリゾナ州フェニックス市、ロサンゼルスを始め、最近ではテキサス州オースティンでもロボタクシーサービスを展開している。

引用=AP通信

アクセスランキング

人気アイドルfromis_9、冬の名曲「白い恋しさ」リメイクが話題❄ 音楽番組のスペシャルMCも!

グループ「fromis_9」が『ショー!K-POPの中心』で多彩なステージを披露し、リメイクシングル『白い恋しさ』でファンを魅了した。

バーチャルアイドルへの誹謗中傷、追加訴訟は認められず…控訴費用も原告が負担

バーチャルアイドルグループ「PLAVE」がネットユーザーに対する損害賠償訴訟で控訴審でも一部敗訴した。

「本当に許されるの?」飲酒運転&ひき逃げで服役中の歌手、クリスマス仮釈放の対象候補に浮上

飲酒運転ひき逃げで服役中のキム・ホジュンがクリスマス恩赦の仮釈放審査対象に選ばれたことが明らかになった。

“正義の俳優”に何が…有名俳優、10代の過ちを認め芸能界引退へ 過去の投稿コメントが再度浮上

俳優チョ・ジヌンが高校時代に犯罪で保護処分を受けた疑惑を認め、過去の行動を反省している。

後輩を守らなかった? 俳優のレギュラー番組降板騒動、国民的MCにも飛び火した“不仲論争”

俳優イ・イギョンがMBCの番組降板を暴露し、ユ・ジェソクとの関係に注目が集まる中、論争が激化している。

トピック

人気アイドルfromis_9、冬の名曲「白い恋しさ」リメイクが話題❄ 音楽番組のスペシャルMCも!

グループ「fromis_9」が『ショー!K-POPの中心』で多彩なステージを披露し、リメイクシングル『白い恋しさ』でファンを魅了した。

バーチャルアイドルへの誹謗中傷、追加訴訟は認められず…控訴費用も原告が負担

バーチャルアイドルグループ「PLAVE」がネットユーザーに対する損害賠償訴訟で控訴審でも一部敗訴した。

「本当に許されるの?」飲酒運転&ひき逃げで服役中の歌手、クリスマス仮釈放の対象候補に浮上

飲酒運転ひき逃げで服役中のキム・ホジュンがクリスマス恩赦の仮釈放審査対象に選ばれたことが明らかになった。

“正義の俳優”に何が…有名俳優、10代の過ちを認め芸能界引退へ 過去の投稿コメントが再度浮上

俳優チョ・ジヌンが高校時代に犯罪で保護処分を受けた疑惑を認め、過去の行動を反省している。

後輩を守らなかった? 俳優のレギュラー番組降板騒動、国民的MCにも飛び火した“不仲論争”

俳優イ・イギョンがMBCの番組降板を暴露し、ユ・ジェソクとの関係に注目が集まる中、論争が激化している。

「夫に内緒で教育費に数億つぎ込んだ」芸能人の子供らが通う国際学校に全力投資する“母の覚悟”

タレントのヒョンヨンが離婚危機や子供の教育費について語り、国際学校に通わせるための支出を明かした。

片付けてない寝室が大バズり…秋山成勲、率直すぎる“日常公開”でYouTube人気1位に

秋山成勲がYouTubeで「最高人気クリエイター」に選ばれ、198万人の登録者数を誇るチャンネルが話題に。

「下着姿で稼いだわけじゃない!」20代からの投資でビルのオーナーになった女優、悔しさを吐露

女優のイ・ヘインが40億ウォンの建物を取得した経緯を語り、露出衣装に対する誤解を訴えた。

関連記事