


20~30代の俳優ナム・ジュヒョクとノ・ユンソが作品をけん引し、40~50代の俳優チョ・スンウとチャン・ヨンナムが脇を固めるNetflixシリーズ『トングン -呪いの宮-』が、配信開始から3日間で非英語TV部門の2位に躍り出た。
Netflixによると、『トングン -呪いの宮-』は17日の配信開始から3日間で490万ビュー(総視聴時間を作品の総尺で割って算出した数値)を記録し、NetflixのグローバルTOP10で非英語TV部門の2位に入った。韓国、香港、タイ、フィリピン、インドなど27カ国のTOP10にもランクインした。
『トングン -呪いの宮-』は、霊界を行き来する能力を持つグチョン(ナム・ジュヒョク)と、秘密を抱えた宮女センガン(ノ・ユンソ)が、王(チョ・スンウ)に呼び出され、東宮に宿る呪いの謎を解き明かしていく姿を描くNetflixシリーズだ。
ゾンビを題材とした時代劇『キングダム』とは、また異なる魅力を見せている。時代劇とオカルトを融合した作品で、幽霊が登場する従来の時代劇からさらに一歩踏み込み、霊界を行き来する登場人物たちの旅をファンタジーアクションとして描くことで差別化を図った。
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「豪華なセットや衣装に加え、ベテラン俳優たちが時代劇特有の重厚なセリフを深みのある演技で表現している」と紹介した。さらに、「多彩な超自然的存在のデザインに加え、グチョンが行き来する鬼(死霊)の世界を精巧に表現した視覚効果が見どころをさらに充実させ、圧倒的なスペクタクルを生み出している」と評価した。
「ペットのような鬼魅」コモクサリが人気

作中に登場する「鬼魅(きみ)」と呼ばれる怪異の一つ、コモクサリは、「ペットのような鬼魅」として親しまれ、強烈な存在感を放つ名脇役として注目を集めている。
コモクサリはグチョンの後をついて回る小さな鬼魅で、ぬいぐるみのような愛らしい外見とは裏腹に、人間の「陽の気」を狙う習性を持つ。劇中でも、隙あらばグチョンの「陽の気」を奪おうとする。
脚本を手掛けたクォン・ソラ、ソ・ジェウォン両氏はNetflixに対し、「コモクサリは、口承で伝えられてきた都市伝説上の存在だ。黒く、子どものような姿をした何かが山から飛び出し、『私はコモクサリ、コモクサリ、コモクサリ』と叫びながら人を追いかけてきたと伝えられている」と説明した。
さらに、「漆黒の闇を意味する『コモク』と、『生きるもの』を意味する『サリ』を組み合わせた名前だと推測される」としたうえで、「グチョンとコンビを組む、子犬のように愛らしい鬼魅を探していた際、この伝承をモチーフにキャラクターを作った」と創作の背景を明かした。
CGで表現されたコモクサリは、「朝鮮版グルート」という愛称まで得ている。
ナム・ジュヒョクは21日、ソウル・三清洞(サムチョンドン)で行われた合同インタビューで、コモクサリについて「動きや行動がうまく表現されていると思う。視聴者にも気に入ってもらえてよかった」と語った。
また、コモクサリの人気について「僕の貢献も少しはあるのでは」と冗談交じりに語り、コモクサリとの共演シーンを撮影した過程についても説明した。
ナム・ジュヒョクは「グチョンの動きを基にCGを加える方式だったため、僕がどのように演じるかが重要だった」と話した。続けて、「リハーサルでは実物の模型を相手に動きを確認し、本番の撮影では模型を置かず、事前に確認した動きを思い浮かべながら演じた」と説明した。