
中国の有名インフルエンサーが、自身の秘書が彼の妹のふりをして身分を盗用し、数千万円を騙し取ったと主張した。
今月9日、海外メディア「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」によると、300万人のフォロワーを持つファッションインフルエンサーのチェン・シンは、6年間一緒に働いてきた秘書が身分を偽造したと暴露した。
チャンというこの女性は、ハーバード大学・医学大学院に在学中の裕福な中国の若い女性として身分を詐称した。そのために、チェンのパスワードを利用して彼女の家に無断で出入りし、高級衣類を着用し、チェンの所持品を利用して写真を撮影したという。
そしてチェンが撮ったが公開していない写真に自分の顔を合成してSNSアカウントに投稿することもあった。さらに、海外留学生の写真を盗用し、IPアドレスを変更してアメリカで留学中のように装っていた。
チャンは今年1月に「賢い女性の成長」というテーマでライブ配信を行い、視聴者から114万元(約2,544万円)を稼いだとされる。
チェンは「情報提供者からメッセージを受けて初めて秘書の詐欺行為を知った」とし、「チャンが私の妹だと主張するなど、2年半の間身分を盗用してきた」と語った。チャンは6年間、チェンの個人秘書として働いていた。
チェンは「自分のファンと話したチャンに技術を惜しみなく教え、月に15日だけ働くようにし、アルバイトもできるように許可した」とし、「先月、転倒事故で怪我をした父を看病するために休暇を求めた時もお金を送ったが、ひどい裏切り感を感じた」と吐露した。
チェンは最初、チャンに法的責任を問わず、謝罪文を掲載し、詐欺的なライブ配信で得た利益を返金するよう要求する計画だった。しかし、チャンが「チェンの写真を数枚使用したことと服を着た」という容疑だけを認めたため、肖像権、名誉、プライバシー侵害の容疑で告訴した。チャンは横領と詐欺の容疑も掛けられている。