
アメリカの航空機内で人種差別を受けたと明かしていた歌手ソユ(34)が、当該航空会社から謝罪を受けたことを報告した。
先月31日、ソユは自身のInstagramを通じて「先週、スケジュールを終えて帰国する際に搭乗した航空機内で起きた出来事に関して、いまだに虚偽の事実や根拠のない噂が拡散している。正確な内容をお伝えしたい」とコメントした。
ソユは10月19日、ニューヨークでの活動を終え、韓国行きの飛行機に搭乗した際、乗務員から人種差別的な対応を受けたと主張していた。
ソユは「とても疲れていたので食事の時間を確認するために韓国人の乗務員を呼んだだけだったのに、客室乗務員長が私の態度を決めつけ、問題のある乗客のように扱った。さらにセキュリティまで呼ばれ、『私が問題なら降ります』と言わなければならなかった」と明かした。
続けて「そのとき『これが人種差別なのか』という考えが頭をよぎった。15時間を超えるフライトの間、何も食べられず、その経験は人種的偏見による深い傷として残った。誰も人種を理由に疑われたり侮辱されたりしないでほしい」と訴えた。
その後、ネット上では「ソユが泥酔状態で搭乗した」という噂が広まり、ソユは「搭乗前にラウンジで食事とともに少量の酒類を口にしただけで、搭乗時には何の問題もなく機内に入った」と反論した。
ソユは「フライト中に起きた一連の出来事について悩んだ末、着陸前に不快な点を記載して乗務員に提出した。その後、今週になって航空会社からメールで正式な謝罪を受けた」と説明した。
さらに「私が経験したことや当時の感情に共感し、心配してくださった方々に感謝申し上げる。個人的なことでご心配をおかけして申し訳ない。勇気を出して書いた投稿に多くの方が応援を寄せてくださり、日常を取り戻すことができた」と伝えた。
最後にソユは「問題となった件については正式に謝罪を受けたので、今後は公開の場で言及するつもりはない」としながらも「根拠のない憶測や虚偽情報の流布、人格権を侵害する侮辱的な発言については断固として対応し、法的措置を取る予定だ」と強調した。