これは英国オックスフォード大学出版局が発行する英語辞典のウェブサイトに掲載された「달고나(ダルゴナ)」の説明だ。
さらに、「1960年代に『뽑기(ポッキ)』という名で韓国に初めて登場した」や「Netflixのヒット作『イカゲーム』で紹介された後、多くの人々がSNSでこのお菓子を再現した」という補足説明も加えられている。
オックスフォード英語辞典(OED)のウェブサイトは7日、昨年12月の新語更新で「달고나(ダルゴナ)」をはじめ、「형(ヒョン)」、「노래방(ノレバン)」、「막내(マンネ)」、「찌개(チゲ)」、「떡볶이(トッポッキ)」、「판소리(パンソリ)」が辞典に収録されたと発表した。
韓国語の単語がオックスフォード英語辞典に掲載されたのは、2021年9月に「K-ドラマ」、「韓流(ハンリュウ)」、「먹방(モクバン)」、「대박(デバク)」など26語が一挙に収録されて以来、約3年ぶりだ。
オックスフォード英語辞典は1884年に初版が出版された英語圏で最も権威ある辞典の一つだ。現在はオンラインプラットフォームで運営され、3カ月ごとに定期的に単語を更新している。
今回収録された韓国語の単語は、韓国の文化的意味を持つ食べ物や呼称などだ。「달고나(ダルゴナ)」のように「Kカルチャー」に関連するものが多い。実際、オックスフォード辞典は「달고나(ダルゴナ)」の説明として、2022年10月のボストン・グローブ紙の記事「Netflixはダルゴナキャンディーでファンを魅了した韓国の大ヒット作『イカゲーム』を発表したばかりだ」という一節を引用している。
「판소리(パンソリ)」が辞典に収録された点も注目に値する。辞典では「판소리(パンソリ)」を「一人の歌手が太鼓奏者と共に演じる韓国の伝統的な叙事音楽」と解説している。
「막내(マンネ)」は「家族やグループの中で最年少の人物。K-POPグループの最年少メンバー」、「떡볶이(トッポッキ)」は「コチュジャンで作った辛いソースで調理した小さな円筒形の餅を主成分とする韓国料理で、通常はスナックとして提供される」と説明されている。