2024年 11月 22日 (金曜日)
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室内喫煙を指摘されたことを引き金に凶器を振り回してたがいに怪我を負わせた外国人労働者たち

写真=Gettyimagesbank [ファイナンシャルニュース]韓国で外国人労働者二人が互いに凶器を振り回して怪我を負わせた容疑で、実刑判決を受けた。 21日、全州(チョンジュ)地裁第11刑事部(キム・サンゴン部長判事)は、殺人未遂の容疑で起訴されたタイ国籍のA(33歳)とB(48歳)に対し、それぞれ懲役2年6ヶ月の判決を下した。 二人は今年1月20日に全羅北道金堤市(チョルラプク道キムジェ市)の外国人日雇い労働者の寮で互いに凶器を振り回し、相手を殺害しようとした罪で起訴された。 Bが自身の室内喫煙を指摘することに対し、Aは普段から不満を持っていたと伝えられている。 犯行当日、AはBがいる部屋のドアを叩いて、「出てこい、ただですむと思うな」と叫びだした。 ドアを開けたBは、Aの手にあった凶器を見て驚き、一度ドアを閉めた後、バイクのヘルメットと厚い上着を身に着け、自身も凶器を持ってリビングに出てきた。 2人は互いに凶器を振り回し、Aは顔と手に、Bは胸に怪我を負い、病院で手術を受けた。 裁判部は、「被告人たちは相手の首と胸を狙って攻撃したが、もし、傷がもっと深かったら、過剰出血などで両者とも死亡にいたる可能性があった」と指摘した。 さらに、「殺人は人間の生命を脅かす重大な犯罪で、結果が未遂に終わったとしてもその責任は決して軽くない。しかし、被告人たちは韓国国内での前科がなく、互いに処罰を望んでいない点などを考慮して判決を下した」と述べた。