元交際相手の裸の写真を、自らの携帯電話のプロフィール背景設定として掲載した男性が罰金刑を科せられた。
7日、法曹界によると、大田(テジョン)地裁瑞山(ソサン)支部の姜相孝裁判長は、性暴力処罰法に基づくカメラなどの使用、撮影・配布をした疑いで裁判にかけられたAに対し、罰金200万ウォン(約23万円)を言い渡し、性暴力治療プログラム40時間の履行も命じた。
Aは2022年9月、元交際相手被害者B氏から裸の写真1枚を携帯電話で送信された。
Aは、これを保管し今年2月にB氏の顔の一部と身体の部位一部を隠した状態で、該当写真を自らのプロフィール背景画像として掲載した。
裁判部は「被告人の犯行により、B氏が運営する事務所従業員たちが写真の鑑賞が可能だった点を考慮すると、精神的苦痛は小さくないと察する」と指摘し、「被告が過ちを悔いる様子や、被害者が処罰を望まない」と述べた。
さらに、「被告人には類似犯罪・罰金刑を超える前科がなく、この犯行の経緯は、配慮する余地もある」と判決理由を説明した。