インドのサファリパークで、ゾウの調教師の男性が体重900キロのゾウに踏まれて死亡する事件が発生した。
26日のデイリーメールなど外信によると、先月20日、インドのケララ州イドゥキ地域にあるサファリパークで、62歳の調教師が体重900キロのゾウに踏まれ死亡した。
事件当時の映像を見ると、調教師が竹の棒でゾウの足を何度も突き刺すなどして叩く様子が捉えられている。それに怒ったゾウが突然前足で調教師を押し倒し、踏みつけ始めた。それでも怒りが収まらないゾウは調教師を鼻で持ち上げては地面に叩きつけている姿も映像で確認された。
報道によると、男性は現場で死亡が確認され、この男性の遺体は遺族に引き渡される前に司法解剖が行われたことが分かった。警察と当局は、事件が起きたサファリパークの緊急閉鎖命令を出し、調査を進めている。
当局の関係者は、ゾウのサファリに関する規定違反の有無を調査し、ゾウの安全を保障するため公園の閉鎖が必要だと伝えた。