タイから持ち帰ったグミを食べ、大麻陽性反応が出たことで警察の調査を受けていた姉弟が無罪処分を受けた。
5日韓国警察によると、ソウル瑞草(ソチョ)警察署は、麻薬類管理法違反の疑いで起訴された30代の女性と20代の男性に対し、麻薬類管理法違反の疑いなし不起訴決定した。
彼らは昨年4月10日、瑞草区のマンションでグミを分け合って食べた後、弟が苦痛を訴え119に通報し、病院に搬送された。
消防当局の要請で出動した警察は、彼らに対して麻薬簡易試薬検査を行った結果、二名とも大麻陽性反応を示した。
警察は、目撃者の証言などを基に、彼らがグミに大麻が含まれていることを知らずに購入して摂取したと判断した。
実際彼らが購入したゼリーは、パッケージがスーパーなどで購入できる通常の商品と酷似しており、大麻が含まれていると疑うべき文言や絵がなかったことがわかった。
警察は、追加の被害拡大を防ぐため、該当グミについて税関など関係当局に通知する方針である。