
グループ「NewJeans」 の ディレクターズ・カットを自社チャンネルに掲載したことを巡り、NewJeansの所属事務所「ADOR」が広告制作会社「イルカ誘拐団」を相手にした損害賠償訴訟で一部勝訴した。
ソウル中央地方裁判所・民事合議第62部(イ・ヒョンソク部長裁判官)は今月13日、ADORがイルカ誘拐団を相手に提起した損害賠償請求訴訟で原告一部勝訴判決を下した。裁判所はイルカ誘拐団に10億ウォン(約1億816万8,916円)と遅延利息をADORに支払うよう命じた。ただし、シン・ウソク監督の損害賠償請求は却下された。
ADORは2024年9月にイルカ誘拐団とシン監督を相手に契約違反責任と損害賠償責任があるとして11億ウォン(約1億1,898万5,808円)相当の民事訴訟を提起した。イルカ誘拐団がNewJeansの楽曲「ETA」ミュージックビデオのディレクターズ・カットを自社チャンネルに公開したため、ADORがNewJeansの著作権などを理由に問題を提起し、対立が発生した。
ADORはNewJeansの関連動画の所有権がADORにあり、契約書に事前同意手続きがなかったとし、動画の削除を要求した。これに対しイルカ誘拐団側は自社の非公開ファンダム「バンヒス」チャンネルに掲載されたすべての動画まで削除されたと反発した。
イルカ誘拐団はミン・ヒジン元ADOR代表が在職中に口頭合意があったと主張したが、ADORは「口頭で合意した事実はない」とし、無断公開だと再反論した。
これによりADORとイルカ誘拐団は互いに刑事と民事訴訟を提起し、本格的な訴訟戦が始まった。
ミン元代表も裁判弁論期日に証人として出席し、「口頭で協議があった」と証言した。