
タレントのパク・ナレの元交際相手がマネージャーたちの個人情報を不法に収集し、捜査機関に渡した疑惑でネットユーザーから告発された。
今月17日、警察によるとソウル龍山(ヨンサン)警察署はパク・ナレの元交際相手Aなどの個人情報保護法違反の疑いに関する告発事件を受理した。告発状にはAの他にも、名前不詳の教唆・幇助など共犯も被告発人として記載された。
この日オンラインコミュニティに投稿を行ったあるネットユーザーは、「Aと共に関与者特定のために名前不詳の教唆・幇助など共犯を龍山警察署に告発した」と述べ、この日、捜査に着手した事実を知らせる投稿をした。
YouTubeチャンネル「芸能裏大統領 イ・ジノ」によると、Aは今年4月、パク・ナレのソウル市・梨泰院(イテウォン)洞の自宅で発生した窃盗事件に関連し、マネージャー2人とスタイリスト1人に労働契約書作成を理由に名前、住民登録番号、住所などの個人情報を受け取り、これを警察に参考資料として提出した疑惑を持たれている。
マネージャーたちは「Aが契約書作成用だと説明したが、実際にはそれらの情報が窃盗事件の捜査資料として利用された」と主張している。
このネットユーザーは、「YouTubeコンテンツで提起された疑惑が事実かどうか徹底的に捜査することを求めて告発を行った」と伝えた。
警察は告発内容を検討した後、詳細な経緯を調査する予定だ。
一方、パク・ナレと元マネージャーたちの法的紛争も進行中だ。パク・ナレの元マネージャーたちは特殊傷害と虚偽事実適示名誉毀損、情報通信網法違反の疑いでパク・ナレをソウル江南警(カンナム)察署に告訴し、パク・ナレは彼らに対して逆告訴を提起した。この事件も龍山警察署が捜査している。
この過程で元マネージャーBは、「昨年9月12日からパク・ナレと働いた」と述べた。「契約書を作成せず、税金3.3%だけ引かれて月給をもらった。望まないフリーランスの形の雇用だった」と説明した。「パク・ナレにずっと『社会保険に加入させてほしい』と言ったが、してくれなかった。パク・ナレと母親、元交際相手は社会保険に加入していた」と暴露した。
続けて「私はパク・ナレの会社の経理業務も担当していたが、月300万ウォン(約31万6,192円)ほどもらった。何もしない元交際相手には先月まで毎月400万ウォン(約42万1,589円)を支払っていた」と主張した。ただし、このような主張の事実関係は確認されていない。