
お笑い芸人パク・ナレに対する暴言・パワハラ疑惑が広がる中、和解のために設けた場でも「飲酒状態でカラオケに行こう」と提案したという主張が新たに提起された。
今月11日、韓国のテレビ局JTBCのニュース番組『事件班長』によると、パク・ナレの元マネージャー Aは和解のためにパク・ナレと会ったが、和解に至らなかった状況について明らかにした。
Aはパク・ナレが和解したいと言って家に来るよう言ったため、今月8日の未明に家を訪れ、パク・ナレと彼女のマネージャー、知人3人と共に約1時間ほど話をしたという。
Aは「(私が到着した時)パク・ナレはすでにお酒を飲んでいる状態だった」とし、「約束していた和解や謝罪はなく、『以前のように戻ろう』、『また一緒に働こう』、『カラオケに行こう』などの言葉だけだった」と明かした。
しかし、パク・ナレは今月8日の午前、自身のSNSアカウントを通じて芸能活動の中止を宣言したとともに元マネージャーたちと直接会って誤解を解消したと述べていた。
これについて Aは「(話を終えた後)寝て起きてパク・ナレのSNSアカウントに投稿された公式コメントを確認した後、呆れた」とし、「この公式コメントを出すために家に呼んだのかと思った。だからすぐに弁護士を通じて『(事件に関して)嘘について謝罪しろ』という合意書を送った」と述べた。
Aは「その後、パク・ナレが連絡して『とても怖い。パニック障害、対人恐怖症になりそうだ』と訴えた」とし、Aが「これ以上話さない方がいい。合意は終了した」と言うと、パク・ナレは「それなら徹底的な調査と法的証拠で解決しよう」と言って通話を終えた」と明らかにした。
今月3日、Aを含む元マネージャーたちはパク・ナレのパワハラ疑惑を暴露し、ソウル西部地方裁判所に不動産仮差押申請を提起した。そして、職場のいじめ、特殊傷害、代理処方、進行費未払いなどで1億ウォン(約1,054万7,188円)相当の損害賠償請求訴訟を予告した。
この他にもパク・ナレは通称「注射おばさん」から医療行為を受けたことが知られ、医療法違反、大衆文化芸術産業発展法違反などで告発された。