
お笑い芸人パク・スホンの妻キム・ダエが過去に悪質な噂に悩まされ、覚醒剤の検査まで受けたと明かした。
パク・スホンとキム・ダエ夫妻は11月27日、歌手イ・ジヘのYouTubeチャンネルで初めての出会いから結婚までの険しい道のりを詳しく語った。
二人は2019年の慈善イベントで初めて出会った。その後、パク・スホンの長いアプローチの末に二人は恋人関係になったが、交際当時パク・スホンは家庭の問題で苦しい時期を過ごしていた。
キム・ダエは「当時詳しい状況は分からなかったが、何か良くないことがあったようだった。突然姿を消して連絡が取れなくなったこともあった」と語り、「ただ可哀想で、どうにかしてスホンさんのことを守らなければという思いだけだった」と告白した。
パク・スホンは「(キム・ダエが)僕の側にいるという理由だけで一緒に攻撃を受けた」と述べ、「覚醒剤を使用している、ある実業家から外車をもらった、ラスベガスでギャンブルをしたなど、とんでもない噂まで広まった」と語った。
さらに「僕たちが通り過ぎると後ろで『覚醒剤』と囁かれた。悔しくて尿検査、毛髪検査をすべて受けて結果を提出した」と付け加えた。
キム・ダエも「覚醒剤の検査まで受けたが、当時の弁護士は最初から噂を信じていなかった。『この体型なら覚醒剤中毒者のはずがない』と言っていた」と述べ、「精神的に耐えられず甘いものばかり食べていた。当時の体重は70kg程度だった」と付け加えた。
続けて「スポンサーの噂についても『スポンサー付きの女性を何人か見たが、モデルのような人たちだった』と明らかに違うと言っていた」と語った。
パク・スホンは「(キム・ダエの)家族まで大きなショックを受けた。義父はストレスで目の手術を受け、義母はパニック障害になった。(申し訳なかったが)生きたくて(キム・ダエを)引き留めた」と述べ、「この人も僕のことを離さなかった。僕と戦うために法律事務所に就職までした」と感謝の意を表した。
一方、パク・スホンの実兄夫妻は2011年から2021年まで約10年間パク・スホンのマネジメントを担当し、総額61億7,000万ウォン(約6億5,497万5,478円)を横領した容疑で裁判中だ。11月12日の公判で検察はパク・スホンの実兄に懲役7年を、パク・スホンの義姉に懲役3年を求刑した。
この過程でキム・ダエは故人となったYouTubeクリエイターであるキム・ヨンホと虚偽事実の流布及び名誉毀損の容疑で法的争いを繰り広げた。故人は2022年4月から8月までパク・スホン夫妻に関する根拠のない噂を広めた容疑を受けていた。
キム・ダエはキム・ヨンホに対する公判に自ら証人として出席したこともあり、公判が予定されていたが、2023年10月12日の午後1時頃、キム・ヨンホが宿泊していた釜山市・海雲台区(プサン市・ヘウンデ区)にあるホテルで亡くなっているのが発見され、公訴棄却が決定された。