
TVINGオリジナルシリーズ『親愛なるX』の海外からの反応が尋常でない。Netflixドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』イ・ウンボクとパク・ソヒョンが共同演出したドラマ『親愛なるX』(チェ・ジャウォン、パン・ジウン脚本)が公開から4日で公開初週末(11月7日~9日)有料加入者の寄与指数1位を記録した。
今月10日、TVINGによると、この作品は韓国内だけでなく海外の視聴者も魅了した。「HBOMax」と日本「Disney+」のグローバルブランド館の初進出作として公開され、世界のOTTコンテンツ視聴ランキングを集計するサイトFlixPatrol基準、HBOMaxのTVショー部門で香港・インドネシア・フィリピン・台湾など7カ国で1位を記録した。そして、日本Disney+およびアメリカの「Rakuten Viki」でもそれぞれ3位まで上昇し、一気にグローバル話題作となった。
この作品は同名の人気ウェブ漫画を原作に演出、脚本、演技が相乗効果を生み出し、強烈で破格的なシリーズとして再誕生した。激しい展開と予測不可能などんでん返が繰り広げられる中、女優キム・ユジョンをはじめとするキャストたちの熱演も際立つ。
キム・ユジョンが演じた主人公「ペク・アジン」は、チェ・ジャウォン作家が表現する「ただ愛することも応援することも、そうかといって憎むこともできない」キャラクターだ。自分を縛る地獄の枷を断ち切るために他人を操り善意を利用する、天使の仮面をかぶった悪女だ。
今月6日に公開された第1話〜第4話では、韓国内トップ女優ペク・アジンの過去が描かれた。幼少期から親の虐待の中で育った彼女は、母親イム・ソンイェ(イ・ソアン扮)の死と父親ペク・ソンギュ(ペ・スビン扮)の再婚、継母ファン・ジソン(キム・ユミ扮)との葛藤まで経験し、地獄のような生活を送ってきた。学生時代には同級生ユン・ジュンソ(キム・ヨンデ扮)とキム・ジェオ(キム・ドフン扮)が彼女の救い手であり助け手で、ペク・アジンは彼らを利用して自分の望むことを成し遂げた。父親のせいで大学進学に失敗したペク・アジンは、父親に対する恨みと憎しみを育んでいき、その足枷を断ち切るためにチェ・ジョンホ(キム・シア扮)を生贄にして残酷な賭博を繰り広げた。すべての真実が明らかになる危機の前に、ロングスター・エンターテインメントの代表ソ・ミリ(キム・ジヨン扮)が差し出した手を取ったペク・アジンは「最も高い頂上で新しく生まれ変わりたい」と言い、頂点を目指す独走を予告した。
一方、第5話と第6話は今月13日の午後6時に公開される。