
俳優チン・テヒョンとパク・シウンの養女、ハン・ジヘ選手が全国体育大会でマラソン5位に入賞した。
チン・テヒョンは10月19日、自身のSNSアカウントに「我が娘ジヘが第106回全国体育大会で昨年に続き5位入賞!京畿道(キョンギ道)代表ハン・ジヘ、立派だ。素晴らしい。たくさん経験しよう!これが始まりだ」と記し、「大韓民国女子マラソン、ファイト」と激励した。
先にチン・テヒョンは、ハン・ジヘ選手が釜山(プサン)で開催される第106回全国体育大会にマラソン選手として出場すると明かしていた。彼は「夏中流した無数の汗は、真摯に訓練してきた時間の結晶だ」と述べ、「ジヘが初めて私たちに『お二人のような素晴らしい大人になりたいです』と言った言葉が思い出される」と振り返った。
続けて「その一言に深く考えさせられた。生まれてから一度も、自分を良い人間だと思ったことはない」と言った彼は、「だからこそ、この子には本当に良い大人になってほしいと思い、私たちは共に食事をし、面倒を見る家族となった」と語った。
チン・テヒョンは「今回の競技は生中継がない。だからこそ、より一層熱心に応援しようと思う。皆さんも一緒に温かい応援を送ってくれれば、京畿道代表として出場するジヘが諦めず、最後までやり遂げると思う」と述べ、「順位が全てではないが、スポーツ選手にとって成績と記録は命綱でもある。最後まで走り抜き、自らの限界を超える選手だけが味わえる汗の結晶を体験してほしい」と願いを込めた。
そして「実の親ではないが、訓練過程を常に見守り、共に食事をする家族として、最後まで完走できるよう祈り、応援している」と愛情を示した。
チン・テヒョンは今年初め、法的な養子縁組ではないが、養女として迎えた二人がいると明かしていた。当時彼は「皆さんがこれまで知らなかった喜ばしいニュースは、私たちに素晴らしい養女ができたことだ」と述べ、「京畿道庁のエリートマラソン選手と済州島(チェジュ島)で看護師を目指す未来の看護師」と紹介した。
続けて「一人は昨年から、もう一人は以前から児童養護施設で今まで私たちと過ごしてきた」と語り、「皆、それぞれの人生で懸命に生きており、子どもたちの人生で足りない部分を私たち夫婦が愛情で埋められるよう、家族あるいは共に食事をする家族として、私たち全員が信じる神を仰ぎながら歩んでいくことにした」と説明した。
なお、チン・テヒョンとパク・シウンは2015年に結婚した。二人は2015年に済州島(チェジュ島)の児童養護施設で出会った大学生の娘パク・ディバダを公に養子として迎え入れている。