韓国観光公社は、訪韓日本人観光客を対象に各地方の代表的な食材をテーマとした「2024ご当地グルメキャンペーン」を今年の11月30日まで実施する。
京畿道(キョンギ道)観光公社、水原(スウォン)文化財団、大邱(テグ)広域市、大邱文化芸術振興院が合同で行うこのキャンペーンは、「グルメ観光」への関心が高い日本人の趣向を積極的に取り入れ、ソウルに集中している観光需要を地方にも分散させることにより地域経済の活性化も促進させようと企画された。
キャンペーン期間中、水原のご当地グルメの水原カルビ、大邱のご当地グルメのマッチャン(豚の直腸)の特別メニューを27軒の店舗でリーズナブルな価格で提供するとともに、水原華城(スウォンファソン)や大邱Eworldなどの観光地40ヶ所で利用可能な割引クーポンが配布される。また、各地域先着1,000名に韓国式のお箸とスプーンのセットもプレゼントされる。
韓国観光公社は、モバイルやウェブサイトを通じた予約需要にも対応するため、日本の観光客向け韓国旅行情報サイト「コネスト」と協力し、キャンペーン参加レストランやKTXの予約を簡便にし、観光の利便性をさらに向上させた。
パク・ソンウン韓国観光公社日本チーム長は「日本人にとって食べ物は旅行の目的地を決定する重要な要素である」と述べ、「このキャンペーンを通じて『K-FOOD』を本場で味わう楽しみを広め、より多くの地域でキャンペーンを展開できるよう努力する」とアピールした。