人工知能(AI)技術を使用し、まったく異なる見た目の人物に変身するのがどれほど容易かを伝えた動画に注目が集まっている。ネットユーザーたちは「本当にわからなかった」、「まさか…」という反応を示した。
最近、中国人のソフトウェアエンジニアが共有した動画がイシューを巻き起こしている。この動画には自身が開発したソフトウェアを利用してリアルタイムで女性に変身する様子が映っている。
ツインテールのウイッグをつけた彼は、AIディープフェイクソフトウェアをアクティブにするだけで、かわいい女性に変身した。人工知能が自動で男性の顔を変換したのだ。
特に、該当の動画に映った男性は動作に関係なく女性の姿そのままだった。動作も口の形もあまりにスムーズで、見た人々を驚かせた。
この映像は、他の人になりすますのがどれだけ容易かを示し、多くの人々を衝撃に陥れた。
ネットユーザーたちは「鳥肌が立つ」、「犯罪に利用されたら大変だ」など、ショックを受けている。
一方では、最近「サムスンSDS」が、AIで作り出した社員(名前:シン・ダソム)が公開され人気を博している。シン・ダソムは活発そうに見える27歳の最年少社員という設定だ。
また、済州道庁(チェジュ道庁)は政策に関するニュースを伝えるための「バーチャルアナウンサー」を導入した。済州道は、このアナウンサーに「ジェイナ(J-NA)」という名前を付けた。済州ニュースAI(Jeju News AI)の各単語のアルファベットの頭文字を取ったものだ。
一方、半導体メーカー「NVIDIA」の最高経営責任者(CEO)ジェンスン・ファン(Jensen Huang)は、「5年以内にAIが人間と競争するようになる」と述べている。AI技術の導入により、今年に入ってからすでに3万人以上の人々が職を失ったと報じられている。
写真=済州道が導入したバーチャルアナウンサー「ジェイナ(J-NA: JEJU NEWS AI)」