
1990年代に人気を博したコメディアンのピョ・インボンが、牧師として活動する近況が伝えられ、注目を集めた。
7月16日、CGN公式YouTubeチャンネル「ヒューマンネカット」で、「コメディアンのピョ・インボンがソウル駅前でたい焼きを焼く理由」と題した動画が公開された。
動画には、ピョ・インボンが妻のユ・ジョンファとともに、ソウル駅近くの広場でホームレスの人々にたい焼きや練り物を振る舞う様子が収められていた。
夫婦は2024年、妻のユ・ジョンファの提案をきっかけにボランティア活動を始めた。ユ・ジョンファは「冷めたたい焼きより、焼きたてのたい焼きの方がおいしい。寒い日にホームレスの人々に焼きたてのたい焼きを渡したいと夫に頼んだ」と語った。
ピョ・インボンも妻の思いに共感し、たい焼きを焼いてくれる人を探すなど、炊き出しの準備を進めていった。
この日、ソウル駅前の広場には、夫婦が振る舞う温かい食べ物を待つ人々が集まった。ピョ・インボンは待ち時間を退屈させないよう、自らステージに立ち、歌やマジックショーを披露した。
ピョ・インボンは「パフォーマンスと言えるほどのものではない。待っている間は退屈なので、その時間を紛らわせるために歌を歌ったり、マジックをしたりしている」と述べ、「企画と言うほど大げさなものではない」と謙虚な姿勢を見せた。
彼の人生が大きく変わるきっかけとなったのは、同僚のキム・ウォニの影響だった。40代で信仰を深め、聖書の勉強を始めたほか、ハイチ大地震の際にボランティア活動に参加したことをきっかけに、牧師の道へ進んだ。
ピョ・インボンは「Tintin Five(ティンティン・ファイヴ)時代、絶大な人気を集める中で浴びた拍手と、その栄光は忘れられないが、クリスチャンミュージカルは、その拍手と栄光を自分が受けるのではなく、返していく活動だ」と語った。
ピョ・インボンの近況を知ったネットユーザーからは、「『順風産婦人科』やTintin Fiveが好きだったが、今も素敵に生きているね」、「幸せそうでよかった」、「良い影響を与えている」といった反応が寄せられた。
一方、ピョ・インボンは1991年にSBSの特別採用コメディアンとしてデビュー後、『順風産婦人科』やTintin Fiveなどで人気を博した。2018年には牧師に就任し、現在は牧会や放送活動、パフォーマンスの企画などを並行して行っている。