
作曲家のキム・ヒョンソクと歌手のユン・ジョンシンが突然この世を去った故キム・ヨンデ音楽評論家を悼んだ。キム氏は24日、48歳で逝去した。
キム・ヒョンソクはSNSで「故キム・ヨンデさん、永遠の安息を」と書き、「ああ…これは何ということだ」と悲しみを表した。ユン・ジョンシンは「ヨンデさん、これは一体どういうことだ」と述べ、「繊細に僕の創作の細部に関心を寄せてくれた大切な人」と追悼した。さらに「後でまた話そう。謹んで故人のご冥福をお祈りする」と付け加えた。
CNBLUEのジョン・ヨンファは「心が重い。音楽の価値を見出し、常に心から信じてくれた人が天の星になった」と悼み、故人の冥福を祈った。
先の25日、キム・ヨンデのSNSアカウントを通じて訃報が伝えられ、「逝去のお知らせをします」という案内文が掲載された。
故人は延世(ヨンセ)大学校経営学科を卒業し、アメリカのワシントン大学で音楽人類学の博士号を取得した。1990年代中頃、PC通信でペンネーム「トゥジェジ」として音楽関連の文章を投稿し、評論を始めた。アイドルとK-POP産業、特にBTSの成功について活発に評論してきた。音楽的見識を基に「ビルボード・ミュージック・アワード」、「アメリカン・ミュージック・アワード」、「グラミー・アワーズ」などの有名なアメリカの大衆音楽賞の韓国内TV中継も行った。8月には、イ・ジェミョン大統領、マギー・カン監督とともにArirang TVの番組「K-POP The Next Chapter」にも出演した。
「アメリカ大衆音楽」、「BTSを読むなぜ世界を夢中にさせるのか」、「Kカルチャートレンド2023」などの著書を執筆し、最近では「ザ・ソングライターズ」を出版した。
故人は先月「ザ・ソングライターズ」出版の知らせを伝え、「ずっと前から愛と別れの話を一度は書きたかった」と述べ、「誰かにとってはありふれているが、心に染みる愛と別れの物語。また誰かにとっては一度も整理されたことのないバラードと愛の歌の歴史。そしてまた誰かにとっては思い出と感情の共有。あるいはK-POPとK-POP以前のK-POPの歴史。僕と皆さんの愛の歴史」と紹介した。
一方、遺体は中央大学校病院葬儀場6号室に安置され、告別式は27日午前10時に行われる。埋葬地はソウル追慕公園で、その後平和の憩いの場に安置される予定だ。
