
グループ「ZE:A」出身のテホンがタクシー運転手になった近況が伝えられた。
テホンは今月18日、自身のYouTubeチャンネル「NEXTテホン」を通じて「ZE:Aのテホン、初のお客さんにメンタル崩壊。5時間で赤い警告灯を点けて走った衝撃的な理由」と題した動画を公開した。この動画にはテホンが深夜にタクシー運転手として働く姿が収められている。
この動画でテホンは「二回目のタクシー運転の日だ」とし、「初日やってみたらご飯を食べる時間がもったいないと思った。今日の目標は30万ウォン(約3万1,917円)だ」と話した。
食事をとるためのキムパプとエナジーバーを持って出勤した彼はソウル市内のあちこちを行き来しながら乗客を迎えた。
乗客と軽い会話を交わしていたテホンは「アイドルという職業もとても大変だ。でもみんな同じだと思う。今まで生きてきて色々やってみたけど、大変なことは誰でも同じように大変だ」と率直な気持ちを吐露した。
続けて「ZE:Aがデビューしてから16年が経った。ファン・グァンヒ、パク・ヒョンシクの次に成功したメンバーは私だと思う」と冗談を言った。
この日テホンは約3時間の運転で6万3,400ウォン(約6万7,45円)の収入を上げたと明かした。彼は「夜間運転は道が混んでいないので心が楽だ」と述べた。動画には酔っ払った乗客が彼に対してため口を使ったり、最初に言った目的地とは違う場所に行ってほしいと要求する状況も収められている。
テホンは「お酒がとても過ぎる方々が乗ってきて心が少し痛かった。でもこういう経験もすべて良くなる過程だと思う」と語った。
一方、テホンは2010年にZE:Aのメンバーとしてデビューし、「Mazeltov」、「後遺症」などの曲で活動した。2017年に専属契約が満了した後、メンバーたちがそれぞれ所属事務所を移籍し、事実上グループでの活動を中断した状態だ。