
私生活を巡る騒動に巻き込まれていた元UNのキム・ジョンフンが、ドラマ『夫婦スキャンダル シーズン』シーズン3に出演する理由が明らかになった。
21日、ソウル特別市麻浦区(マポ区)のソウルガーデンホテルにて、GTVドラマ『夫婦スキャンダル シーズン3』の制作発表会が行われた。
当日の現場には、「パンドラの秘密」の出演者カン・セジョン、カン・ウンタク、シン・ジュアと、「禁じられた誘惑」の出演者オ・アヒ、チュ・ヒジュン、キム・イェジンが参加した。
先に『夫婦スキャンダル』 シーズン3は、キム・ジョンフンの復帰作として大きな注目を集めていた。劇中、キム・ジョンフンはマンションに新たに引っ越してきた心理カウンセラーであり、観察者の「チェ・ウジン」役を務める。
キム・ジョンフンは、2019年にTV CHOSUNのバラエティ番組『恋愛の味』に出演中、私生活の騒動に巻き込まれた。当時、元恋人のA氏に対し妊娠中絶を強要したとして訴えられ、1億ウォン(約1,061万1,000円)の損害賠償請求訴訟で敗訴、A氏との間に生まれた子が実子であることが明らかになった。
さらに、2023年12月にはソウル江南(カンナム)で前方の車に追突する交通事故を起こし、警察の飲酒検査要求を3度拒否した結果、書類送検された。相手の運転手が軽傷を負ったため、交通事故処理特例法違反による傷害容疑も適用された。
その後、活動を休止していたキム・ジョンフンは6年ぶりにドラマに復帰し、芸能活動の再開を宣言した。ただし、今回の制作発表会にはコンサートの予定のため出席しなかった。
代わりに、パク・ジヘ作家がキム・ジョンフンのキャスティング理由を明かした。パク氏は「キャスティングに関しては監督に任せることが多いが、キム・ジョンフンさんについては、これまでとは異なる新たな一面を見せたいという強い意志が感じられた。全体的に作品に貢献できると考え、キャスティングされたのだと思う」と説明した。
また、カン・ウンタクもキム・ジョンフンとの共演について感想を述べ、「キム・ジョンフン先輩とはまだ共演シーンがないが、コンサートのため今回の会場には出席できなかった。演技を拝見した感じでは、役柄にぴったりだと思う。これまで見せなかった新たな姿を演技で披露してくれることを期待している。同じチームの一員として大いに期待している」と語った。
『夫婦スキャンダル』は、上流階級のマンションを舞台に、絡み合う夫婦たちの秘密、不倫、監視、復讐を描く作品となっている。今回のシーズン3は「パンドラの秘密」と「禁じられた誘惑」の二部構成で展開される。

