酒に酔って自転車で転倒した50代男性が、助けようとした中学生を暴行し、実刑判決を受けた。
16日の法曹界は、韓国の清州地方裁判所の刑事6単独のチョ・ヒョンソン部長判事は、傷害・児童虐待容疑で起訴された50代のA被告に懲役1年を言い渡した。
A被告は9月14日午後11時11分頃、清州市上党区(チョンジュ・シサンダン・グ)の路上でB君(15)を暴行した容疑で起訴された。
調査の結果、当時A被告は酒に酔って自転車で転倒。これを目撃したB君が落ちた荷物を拾おうとしたところ、A被告は「触るな」と言いながらB君に暴行を加えたことが判明した。
A被告はB君の頭と鼻を自分の額で3回突き、鼻骨骨折など全治30日の怪我を負わせたという。
裁判所は「被告は自分を助けようとした未成年者を暴行し、その傷害の程度も重い」と指摘。「被告が被害者側から許しを得ておらず、複数の暴力前科がある点を考慮した」と量刑理由を説明した。